【パリ観光】ルーヴル美術館満喫マニュアル!入場料や行き方も解説

世界遺産
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フランス・パリの旅行で「ルーヴル美術館」は、絶対にハズせない観光地のひとつです。

『モナリザ』『ミロのヴィーナス』をはじめ、有名な作品が多数展示されているので、一目見ようと世界中から多くの観光客が集まります。また、建物自体が美術品のようでもあり、アートにあまり詳しくないという人でも訪れる価値があります。

この記事ではルーヴル美術館の歴史や見どころだけでなく、見逃せない作品やモデルコース、周辺観光スポットやおすすめ現地ツアーなども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Rié
Rié

当「ぶらぶらパリBlog」は、フランス・パリが大好きなRiéが運営しています。

パリに恋い焦がれて20数年。フランス語学習の趣味が高じて、3ヶ月間パリでホームステイをしながら語学学校に通っていました。

すっかりフランスの虜になった私は「パリを身近に」という気持ちから「パリジェンヌの部屋」をテーマにした小さなカフェを、地元・大阪にオープン。フランスやパリへの想いを胸に営業していました。(現在カフェは閉店しています。)

このブログでは留学経験や、6回以上のフランス(その他多数の海外)渡航体験を交え、さまざまな角度からフランス旅行を楽しむための情報をお届けします。旅の参考や、読んでくださる方の人生のエッセンスが増えるキッカケになったらとても嬉しいです。

海外ツアーの人も、個人旅行の人も「フランスに行くなら覚えておきたいサイトのリスト」を作りました。

それぞれ検索や申し込みも簡単なので、ぜひ下記リスト保存して活用してください🫶

ルーヴル美術館について知ろう

セーヌ川のほとりに建つルーヴル美術館。年間800万人以上が訪れる世界最大級の国立美術館は、言わずもがなパリで人気の観光名所です。

総面積6万平方メートルにも及ぶ敷地では、3つのエリアに分けて絵画や彫刻作品が展示されています。初めて訪問する人は、想像を超える広さと名作の数々に驚いてしまうでしょう。

芸術や美術のことはあまり分からない…という人でも、感動してしまうほど素晴らしい場所をぜひ満喫してください!

美術館にまつわる歴史

ルーヴル美術館の歴史は12世紀にさかのぼります。

もともとは1190年ごろにフィリップ2世によって建設された要塞でした。(中世のパリは城壁がめぐらされた都市で、今も要塞の一部がルーヴル美術館の地下に残っています。)

その後要塞は城館、そして宮殿へと改築されていきます。工事が頓挫したりもしますが、アンリ3世の時代にようやく完成。完成後も歴代の王によってさらに拡張工事が繰り返されました。

ルイ14世がヴェルサイユに王宮を移して以降、ルーヴル宮殿は荒廃してしまいますが、フランス革命後の1793年に、王家や貴族が所有していた美術品を一般公開する場所としてルーヴル美術館が誕生しました。

ナポレオンの時代には、戦利品として遠征先の美術品もコレクションに加わっていきます。美術館の誕生から230年以上を経た現在も収蔵品は増えており、コレクション総数は30万点以上にのぼります。

中庭にあるガラスのピラミッドは、アメリカの建築家イオ・ミン・ペイによって設計され、1989年に公開されました。建設計画を発表した当時は、奇抜なデザインゆえに多くの批判を受けましたが、今ではすっかりルーヴル美術館のシンボルとなっています。

1991年にはエッフェル塔やノートルダム大聖堂などを含む「パリのセーヌ河岸」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されました。

世界でも最大かつ最も重要な美術館のひとつとして知られているルーヴル美術館のコレクションには、「モナ・リザ」などの名作を含む古代からのさまざまな文化の芸術作品が所蔵されています。

見どころ

ルーヴル美術館には絵画や彫刻などの膨大なコレクションがあり、さまざまな時代や文化を網羅しています。「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」をはじめ、所蔵している美術品は名作揃いです。

また美術館自体が歴史的な建造物であり、すべてが見どころといっても過言ではありません。

広々とした回廊や豪華なサロンからは、王室として使われていた当時の雰囲気を感じとることができるでしょう。美術品の配置や展示方法にも工夫が凝らされていて、作品と作品の関係性を観察することも興味深いです。

また2006年公開の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台となったガラスのピラミッドは、昼と夜で違った表情を見せるフォトジェニックなスポットとして人気があります。

ルーヴル美術館の基本情報

ここではルーヴル美術館を訪れる前に知っておきたい情報を紹介します。

パリの中でも人気の観光スポットなので、効率良くまわれるようしっかり下調べをしておきましょう。

営業時間と休館日

ルーヴル美術館の営業時間と休館日は下記の通りです。基本的に記載以外の祝日はオープンしていますが、場合によっては開館時間が異なります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

[営業時間]
月・水・木・土・日曜 9:00〜18:00
金曜 9:00〜21:45

※最終入場は閉館の1時間前まで
※退室は閉館30分前

[休館日]
火曜
1月1日、5月1日、12月25日休業

チケット料金

ルーヴル美術館は現地のチケットオフィスで当日券を購入することができます。しかし人気の観光スポットなので、当日券を購入するためには長い列に並ぶ必要があります。

スムーズに観光するためには事前に公式サイトなどでチケット購入するか、パリ・ミュージアム・パス現地のオプショナルツアーに参加する準備をしておきましょう。

[チケット料金]
22€

🎟パリ・ミュージアム・パス利用可能
※18歳以下は無料
※毎月第1日曜日、7月14日(革命記念日)は無料開放
Klook登録後すぐに¥500プレゼント!
【紹介コード:CSECBB】

限られた時間で効率よくに美術館を回りたい人は、現地のオプショナルツアーを上手に活用しましょう。専門のガイドさんと一緒に周るので、展示作品の詳しい説明や、そこでしか聞けない話も聞けるのでとってもおすすめです!

パリ・ミュージアム・パスが使える

パリ・ミュージアム・パス(Paris Museum Pass)とは、パリとそのほか近郊の60以上の美術館や観光スポットで使えるフリーパス券です。

ルーヴル美術館もパリ・ミュージアム・パスの対象施設です。

[パリ・ミュージアム・パス利用可能施設例]

このパスを持っていると、多くの場合、長い行列を避けて優先的に入場できます。

有効期間は2日間、4日間、または6日間から選ぶことができます。有効期間の長さによってチケット料金が異なります。

[パリ・ミュージアム・パスの種類と料金]

有効期間料金
2日券(48時間)62€
4日券(96時間)77€
6日券(144時間)92€
※表はフランス公式の価格です

パリ・ミュージアム・パスについては「買うべき?パリ・ミュージアム・パス解説|種類、料金、買い方など」を読んでみてくださいね。

ルーヴル美術館へのアクセス方法

ルーブル美術館は1区にあり、パリの中心部に位置しています。

地下鉄(メトロ)・バスともに目的地のすぐ近くに駅があるので、簡単にアクセス可能です。

ルーヴル美術館
Musée du Louvre

電話番号:01 40 20 53 17
住所:Musée du Louvre, 75001 Paris

パリの交通について詳しく知りたい方は「【パリの交通】観光に便利なメトロ(地下鉄)・バスなど|フランス旅行」を読んでみてくださいね。

地下鉄(メトロ)で行く

最寄り駅はメトロ①⑦号線 PalaisパレRoyalロワイヤル Musée du Louvreミュゼデュルーヴルです。駅からは地下通路で直結しているので、看板の案内に沿って歩くと美術館に到着します。

また⑭号線 Pyramidesピラミッド駅からも近く、徒歩5分ほどの距離です。

バスで行く

ルーヴル美術館にはさまざまなバスが停車するので、どの方向からでもアクセスできます。

21、27、39、67、68、69、72、74、85もしくは95番のバスに乗り、Louvreルーヴル RivoliリヴォリまたはPalaisパレRoyalロワイヤル Musée du Louvreミュゼデュルーヴルで下車すると美術館のすぐ隣に到着します。

ルーヴル美術館観光のポイント

パリの夏はハイシーズンですが、春、秋、冬は比較すると入場者が少なくなる時期とされています。そして、訪問するなら朝イチの開館直後がもっとも空いている時間帯で狙い目です。

中に入ったら、インフォメーションデスクなどにある館内マップを必ずもらっておきましょう。日本語版も用意されているので、館内を歩くときに役立ちます。

限られた時間で効率よく楽しむには、ガイドツアーがおすすめです。ツアーの場合はあらかじめ観る作品をピックアップしてくれているので、ガイドさんと歩くだけでルーヴルの世界的名作を堪能できます。詳しい解説やガイドブックにはないお話も聞けるので「ツアーに参加してよかった!」と思える楽しい経験ができますよ。

所要時間&入口について

1日でルーヴル美術館内すべてを周ることはできません。ある程度観る作品を決めている場合でも、最低2〜3時間は必要です。できれば時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。

館内への入り口は複数あります。正面のピラミッドがメインエントランスで一番混雑するので、人混みを避けたい場合はなるべく空いている入口を使いましょう

≫チケットについてはこちら

[ルーヴル美術館の入口案内]

ピラミッド入口…美術館のメイン入口
パッサージュ・リシュリュー入口…前売券やパスを持っている人専用
リヴォリ通り99入口、メトロ直通入口…地下鉄(メトロ)駅直結で空いている
カルーゼル凱旋門入口…地下ショッピングセンター直結でピラミッド入口より空いている
ポルト・デ・リオン入口…日によってはチケットやパスがないと通れない

オーディオガイドのレンタル

オーディオガイドは、自分のペースでゆっくり作品をご覧になりたい方におすすめです。多言語の音声ガイドが用意されていて、もちろん日本語にも対応しています。

ルーヴル美術館では、任天堂の3DSを用いたオーディオガイドがレンタルできます。美術館の歴史や展示品について学べるのはもちろん、現在地やおすすめルートも見れるのでとても便利です。お気に入りの作品を探すナビとして使うこともできます。

ガイドの作品解説はそれぞれ2分〜3分ほど。効率よく周りたい場合は、館内の地図として使いつつ、お気に入りの作品はガイドを聞くという使い方をすると良いでしょう。

[オーディオガイドの借り方]

  1. 館内のチケット売り場か券売機で交換券を購入(1台6€)
    公式サイトで事前予約可
  2. オーディオガイド貸出カウンターへ
  3. パスポートなど身分証明書と交換でオーディオガイドをレンタル

[オーディオガイド貸出カウンターの場所]

  • ピラミッド下のグループ入口
  • ドゥノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼それぞれの半地下のメイン入口

収蔵品のカテゴリー分類

基本的に館内は、年代やジャンル別に展示されています。大まかなカテゴリーが分かっていると、お目当ての作品を探すのにも役立ちます。

この記事は日本の階層で記述しています。
フランス式0階=地上階=日本の1階、1階=日本の2階、2階=日本の3階

古代オリエント美術
紀元前7000年までさかのぼる中近東の古代文明が集結
シュリー翼、リシュリュー翼1階

古代エジプト美術
クレオパトラまでの時代を順に文明を紹介
シュリー翼半地下・1階・2階

古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術
ヨーロッパの三大古代文明が生んだ美術工芸品を展示
ドゥノン翼半地下・1階・2階、シュリー翼1階・2階

絵画部
13世紀〜19世紀半ばのフランス絵画を中心にヨーロッパ絵画が揃う
シュリー翼、リシュリュー翼3階、ドゥノン翼2階

彫刻部
中世初期〜19世紀中頃のフランスやイタリアなどヨーロッパの作品が集まる
リシュリュー翼、ドゥノン翼半地下・1階

工芸部
中世やルネサンス時代〜19世紀までの幅広い時代の工芸品を展示
リシュリュー翼2階

グラフィックアート
ダ・ヴィンチの素描など約10万点が集まる。閲覧は予約制
シュリー翼2階、ドゥノン翼2階

ルーヴル宮の歴史と中世の城砦
遺跡見学と2つの展示室で、ルーヴル宮の歴史を紹介
シュリー翼半地下

ほかに
アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ美術(ドゥノン翼1階)
イスラム美術(ドゥノン翼1階ヴィスコンティの中庭)
なども所蔵されています。

ルーヴル美術館の名作【8選】&モデルコース

あなたのお目当ての作品はなんですか?

ルーヴル美術館にはフランス政府によって集められた絵画や彫刻など30万点以上が所蔵されていて、そのうち約3万5000点が見学者向けに展示されています。

ここでしか観られない世界的に有名な作品がたくさんありますが、その中でも特に人気のある8点をここで紹介します。

この記事は日本の階層で記述しています。
フランス式0階=地上階=日本の1階、1階=日本の2階、2階=日本の3階

モナ・リザ

La Joconde(ドゥノン翼2階)
作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ
年代:1503年〜1506年頃

世界でもっとも有名な絵画といっても過言ではない名作「モナ・リザ」は、ルーヴル美術館に展示されています。美術館を代表する作品で、この絵の前にはいつも大勢の人が集まっています。

イタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチは、スフマートという革新的なぼかしの技法を使ってモナ・リザを描きました。モデルはフィレンツェの商人であるフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リザといわれています。

これまで何度も盗難や事件に巻き込まれてきましたが、現在はルーヴル美術館に展示されていて、謎めいた微笑みで観る人を魅了し続けています。

サモトラケのニケ

Victoire de Samothrace(ドゥノン翼 階段踊り場)
作者:不明
年代:紀元前190年頃

古代ギリシャ彫刻の中でも特に有名な作品のひとつ。ギリシャ神話の勝利の女神であるニケ(Nike)を描いたもので、船の舳先に置かれていました。ニケはスポーツブランド、ナイキのモチーフになっていることでも知られています。

大理石で制作されたこの彫刻は、エーゲ海のサモトラケ島(現在のサモトラキ島)で発見され、高さは約2.75メートル。一部が欠損しているものの、その優美なポーズや翼のディテールが印象的です。

民衆を導く自由の女神

Le 28 juillet 1830. La Liberté guidant le peuple(ドゥノン翼2階)
作者:ウジェーヌ・ドラクロワ
年代:1830年

1830年に起きた7月革命の3日間がテーマになっていて、フランスのシンボルである「マリアンヌ(自由の女神)」が民衆を鼓舞し導いている姿を表現しています。

フランス国旗になっているトリコロールカラーの「赤・白・青」は「自由・平等・博愛」を意味する色で、画家のドラクロワは意図的にこの色を絵の中に散りばめて描いています。

この作品は、フランスを象徴する絵画として広く知られています。

ナポレオン1世の戴冠式

引用:Louvre Collections

Sacre de l’Empereur Napoléon I(ドゥノン翼2階)
作者:ジャック=ルイ・ダヴィッド
年代:1806年〜1807年

ナポレオンがパリのノートルダム大聖堂で皇帝として戴冠した直後に、皇妃ジョセフィーヌに冠を授けているシーンが描かれています。当時のフランスの政治家や軍人、教会の聖職者、そして群衆が大聖堂内に並んでいて、歴史的瞬間を記念しています。

実はダヴィッド作の「ナポレオン1世の戴冠式」は2枚存在していて、もうひとつはヴェルサイユ宮殿で観ることができます。ルーヴル美術館にある作品とは少し違うところがあるので、ヴェルサイユ宮殿に行かれる人は違いを観察してみてくださいね。

ミロのヴィーナス

Vénus de Milo(シュリー翼1階)
作者:不明
年代:紀元前2世紀頃

この彫刻はギリシャ古典芸術の傑作とされています。1820年にギリシャのミロス島で発見されました。

白い大理石で作られた女性像の高さは約2メートル。黄金比といわれるプロポーションに、美しい曲線を描く体と、流麗なドレープが背後に流れる様が印象的です。

欠けている腕について、さまざまな芸術家や科学者が復元を試みていますが、未だ謎は解明されていません。しかし「不完全だからこそ美しい」ともいわれています。

レースを編む女

引用:Wikipedia

La Dentellière(リシュリュー翼3階)
作者:ヨハネス・フェルメール
年代:1669年〜1670年頃

この絵画はフェルメールの代表作のひとつです。24センチ×21センチという小品ですが、繊細で精緻な画風の優れた作品として評価されています。

光と影を効果的に使い、テーブルの上の布や女性の服の質感など、細かなディテールが非常にリアルに描かれています。日常の穏やかな瞬間が捉えられていて、柔らかな明るさが感じられます。

カナの婚礼

引用:Wikipedia

Les Noces de Cana(ドゥノン翼2階)
作者:パオロ・ヴェロネーゼ
年代:1562年〜1563年

縦6.77メートル×幅9.94メートルの巨大な絵画で、ルーヴル美術館の中で最大の作品です。

カナという町で行われた結婚式でキリストが水をぶどう酒に変えるという、新約聖書の「キリストの奇跡」がテーマになっています。宗教的な絵画でありながら、宴席の喜びと豪華さを表現した絵画として、ルネサンス美術の中で高く評価されています。

ハンムラビ法典

引用:interBible.org

La Code de Hammurabi(シュリー翼1階)
作者:不明
年代:紀元前1792年〜紀元前1750年頃

誰もが一度は聞いたことがある「目には目を、歯には歯を」の一説が有名な、古代メソポタミアのバビロニア帝国における法典です。アッカド語が使用されていて、楔形文字が石柱に刻まれています。

シュメール法典を集大成にした世界で2番目に古い法典で、刑罰、奴隷制度、商取引などの法規定が記されています

作品鑑賞のモデルコース

ピラミッド側から見ると、美術館は左側の「リシュリー翼」、正面の「シュリー翼」、右側の「ドゥノン翼」と3つの棟に分かれています。

滞在時間にもよりますが、効率よく周るには事前準備が大切です。個人で訪れる場合は、あらかじめ観たい作品を絞って見学ルートを考えておきましょう。また、館内で迷子にならないようオーディオガイドをレンタルするのも◎

下記はモデルコースとして、先に紹介した名作8選を中心にルートを構成しています。ほかにも観たい作品があれば、自由にカスタマイズしてくださいね。

[モデルコース3種]

  • 🔴ダイジェストコース(約2時間)
  • 🔴+🟡しっかり鑑賞コース(約3〜4時間)
  • 🔴+🟡+🟢ゆっくり堪能コース(約5〜6時間)

※時間はあくまで目安です。

この記事は日本の階層で記述しています。
フランス式0階=地上階=日本の1階、1階=日本の2階、2階=日本の3階

出発

01 | シュリー翼3階
🟡ダイヤのエースを持ついかさま師/ラ・トゥール
🟡トルコの浴場/アングル

02 | リシュリュー翼3階
🔴レースを編む女/フェルメール
🟡浴槽のガブリエル・デストレとその妹


2階へ

03 | リシュリュー2階
🟢ナポレオン3世の居室

04 | ドゥノン翼2階
🔴サモトラケのニケ
🟢春/アルチンボルト
🔴カナの婚礼/ヴェロネーゼ
🔴モナ・リザ/ダ・ヴィンチ
🟡聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ/ラファエロ
🔴民衆を導く自由の女神/ドラクロワ
🟢メデューズ号の筏/ジェリコー
🔴ナポレオン1世の戴冠式/ダヴィッド
🟡グランド・オダリスク/アングル


1階へ

05 | ドゥノン翼1階
🟡アモルの接吻で蘇るプシュケ/アントニオ・カノーヴァ
🟢囚われの身、瀕死の奴隷/ミケランジェロ

06 | シュリー翼1階
🔴ミロのヴィーナス
🔴ハンムラビ法典


半地下へ

07 | リシュリュー翼半地下
🟢マルリーの馬/ギョーム・クストー

限られた時間で効率よく楽しむには、ガイドツアーがおすすめです。ツアーの場合はあらかじめ観る作品をピックアップしてくれているので、ガイドさんと歩くだけでルーヴルの世界的名作を堪能できます。詳しい解説やガイドブックにはないお話も聞けるので「ツアーに参加してよかった!」と思える楽しい経験ができますよ。

ルーヴル美術館のカフェ&ショップ

ルーヴル美術館の敷地内には、おしゃれなカフェやショッピングセンターがあります。

美術品鑑賞の合間に休憩したり、ショッピングやお土産探しにも最適です。パリ旅行の思い出に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

カフェ・マルリー

引用:Le Café Marly FB

カフェ・マルリーは、美術館のリシュリュー翼にあります。美術館の庭園とルーヴル・ピラミッドが見えることから、観光客に人気のカフェになっています。

フランスの伝統的な料理から軽食まで幅広いメニューがあり、ワインリストも充実していています。

「パリで一番高いカフェ」という人がいるほど料金は高めですが、おしゃれな雰囲気とロケーションは訪れる価値があります

カフェ・マルリー
Le Café Marly 📍マップ

[営業時間]
8:00〜2:00
定休日なし

[料金]
目安:35€〜50€

[電話番号]
01 49 26 06 60

≫公式サイトはこちら

カフェ・リシュリュー・アンジェリーナ

引用:Musiam Paris

モンブランやホットチョコレートで有名なアンジェリーナ・パリの系列店が、ルーヴル美術館内のリシュリュー翼にあります。店内の内装は洗練されていて、フランスのカフェ文化を体験できるでしょう。

優雅な朝食から、軽食、スイーツも充実しているので、美術鑑賞の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

カフェ・リシュリュー・アンジェリーナ
Café richelieu angelina 📍マップ

[営業時間]
10:00〜17:00(水曜と金曜は19:30まで)
火曜定休

[料金]
目安:25€〜40€

[電話番号]
01 49 27 93 31

≫公式サイトはこちら

カルーゼル・デュ・ルーヴル

引用:Paris Je T’aime

ルーヴル美術館の地下にはショッピングセンターがあります。地下鉄(メトロ)のPalaisパレ RoyalロワイヤルMusée du Louvreミュゼデュルーヴル駅直結で多くのショップやレストランがあり、日曜日も営業しているので便利です。

ギフトショップにはルーヴル美術館ならではのグッズが並んでいます。名作をモチーフにしたポストカードやマグネットなど、実用的でかわいいものがたくさん見つかるので、パリの思い出にお気に入りを探してみてくださいね。

ショップ一覧:BOUTIQUES À CARROUSEL DU LOUVRE
レストラン一覧:RESTAURANTS À CARROUSEL DU LOUVRE 

カルーゼル・デュ・ルーヴル
Le Carrousel du Louvre 📍マップ

[営業時間]
10:00〜19:00(火曜11:00〜18:00、金曜は20:00まで)
定休日なし

[電話番号]
01 43 16 47 10

≫公式サイトはこちら

隣に広がるチュイルリー公園

ルーヴル美術館の西側にあるチュイルリー公園は、パリ最古の庭園といわれています。ヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけた造園師ル・ノートルによって設計されました。緑豊かな花壇や通路、噴水などを左右対称に配置する美しいフランス式庭園になっています。

実はパリには2つの凱旋門があります。1つはパリのシンボル「エトワール凱旋門」で、もう1つはチュイルリー公園の「カルーゼル凱旋門」です。カルーゼル凱旋門が最初に造られましたが、あまりの小ささに建設を命じたナポレオンは激怒。その後、新しく造られたのが「エトワール凱旋門」なのです。

また、チュイルリー公園には大きな噴水があります。噴水の周りには無造作に椅子が置かれていて、昼寝したり読書したりと、人びとの憩う場になっています。訪れた際は、パリの人たちに混じってのんびり過ごしてみてくださいね。

また夏の間、チュイルリー公園には移動遊園地がやってきます。日本でいうお祭りのような雰囲気と賑わいで、観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクション、たくさんの露店も出て、観光客やパリ市民を楽しませてくれます。

チュイルリー公園
Jardin des Tuileries

[営業時間]
4月〜5月、9月の場合 7:00〜21:00
6月〜8月の場合 7:00〜23:00
10月〜3月の場合 7:30〜19:30
定休日なし

[料金]
無料

[電話番号]
なし

[所在地]
Jardin des Tuileries Place de la Concorde, 75001 Paris 📍マップ

[最寄り駅]
🚇メトロ①号線 Tuileries駅
🚇メトロ①⑧⑫号線 Concorde駅
🚇メトロ⑦⑭号線 Pyramides駅

≫公式サイトはこちら

ルーヴル美術館の周辺観光スポット【10選】

ルーヴル美術館の近くには歴史と美しさが調和した素晴らしい場所がたくさんあります。街を散策しながら、パリの魅力をたっぷりと感じてみてください。

ここではルーヴル美術館から徒歩20分以内で訪れることができる観光スポットや施設などを紹介します。

セーヌ川

👣ルーヴル美術館から徒歩約5分

パリの街を2つに分けるように流れているセーヌ川は、観光客やパリっ子から人気のスポットです。美しい景色やいくつもの個性的な橋、歴史的な建造物を見て周れるので、散歩がてら訪れてみましょう。

セーヌ川には観光クルーズのアクティビティもあります。優雅な時間を過ごしたい人は、ランチやディナー付きプランもオススメです。

セーヌ川
La Seine

[営業時間]
なし

[電話番号]
なし

[所在地]
La Seine, Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ⑥⑨号線 Trocadéro駅など

≫公式サイトはこちら

パレ・ロワイヤル

👣ルーヴル美術館から徒歩約6分

「パレ・ロワイヤル」とはフランス語で「王宮」を意味します。ヴェルサイユ宮殿を作ったルイ14世が幼少期に過ごしたことから、そう呼ばれるようになりました。

中庭にある白黒ストライプの円柱群は、人気のフォトスポットになっています。文化省や国務院が入っているため建物の中に入ることはできませんが、ブティックやギャラリーなどが並ぶ1階回廊は自由に散策可能です。

パレ・ロワイヤル
Palais-Royal

[営業時間]
8:30〜20:30(4月〜9月は22:30まで)
1月1日、5月1日、12月25日休業

[料金]
無料

[電話番号]
01 47 03 92 16

[所在地]
8 Rue de Montpensier, 75001 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ①⑦号線 Palais Royal Musée du Louvre駅

≫公式サイトはこちら

オルセー美術館

👣ルーヴル美術館から徒歩約13分

セーヌ川左岸にあるオルセー美術館もパリを代表する美術館です。

モネやルノワールなどの印象派、ゴーギャンやゴッホなどのポスト印象派を含め、19世紀後期から20世紀初頭のコレクションが3つのフロアに分かれて展示されています。ミレーの「落穂拾い」といった、教科書で見たことがある傑作も観ることができます。

もともとは1900年のパリ万博に合わせて駅舎兼ホテルとして建設され、1986年に美術館として開館。丸みを帯びた屋根やガラス張りの天井、黄金の大時計など、内装のあちこちに見られる駅舎の名残も素敵ですよ。

オルセー美術館
Musée d’Orsay

[営業時間]
9:30〜18:00(木曜は21:45まで)
月曜、1月1日、5月1日、12月25日休業

[料金]
14€(オンライン購入16€)

🎟パリ・ミュージアム・パス利用可能
18歳未満は入場無料
毎月第1日曜日は入場無料

[電話番号]
01 40 49 48 14

[所在地]
1 rue de la Légion-d’Honneur, 75007 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ⑫号線 Solférino駅
🚆RERⒸ線 Musée d’Orsay 駅

≫公式サイトはこちら

オランジュリー美術館

引用:Musée de l’Orangerie

👣ルーヴル美術館から徒歩約15分

別名「モネ美術館」としても知られている美術館です。見どころはなんといっても印象派モネの大作が展示されている「睡蓮の間」。全8枚に渡る作品が2部屋に分かれ、パノラマで展示されています。

オランジュリー美術館にはモネ以外にも、ルノワールやセザンヌなどの印象派ピカソやゴーギャン、マティスなどの近代作品もあり、これらも大変素晴らしく見応えがあります。

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【紹介コード:CSECBB】

オランジュリー美術館
Musée de l’Orangerie

[営業時間]
9:00〜18:00
火曜、5月1日、12月25日休業

[料金]
12,50€

🎟パリ・ミュージアム・パス利用可能
18歳未満は無料
毎月第1日曜日は入場無料

[電話番号]
01 44 77 80 07

[所在地]
Jardin des Tuileries Place de la Concorde, 75001 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ①⑧⑫号線 Concorde駅

≫公式サイトはこちら

コンコルド広場

👣ルーヴル美術館から徒歩約16分

エジプトから運ばれてきたオベリスクが中央に立つコンコルド広場は、フランス革命時にルイ16世や妃のマリー・アントワネットを含む、多くの貴族が処刑されたことで有名な場所です。

コンコルド広場からはシャンゼリゼ通りだけでなく、凱旋門やエッフェル塔などパリの有名スポットを見渡すことができます

クリスマスイルミネーション期間中は、大観覧車が登場して一層華やかになりますよ。

コンコルド広場
Place de la Concorde

[営業時間]
なし

[電話番号]
なし

[所在地]
Place de la Concorde, 75008 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ①⑧⑫号線 Concorde駅

≫公式サイトはこちら

シャンゼリゼ通り

👣ルーヴル美術館から徒歩約20分

パリのメインストリートであるシャンゼリゼ通りには、ブランドショップやカフェなどが並んでいて、まさにあの有名な歌のとおり「欲しいものはなんでもある」場所です。

凱旋門からコンコルド広場まで続く約2kmのマロニエの並木道は「世界でもっとも美しい通り」といわれています。

また夜の景観は一層華やかになります。きらめくパリの街を堪能したい人は、凱旋門の屋上展望台からの眺めがおすすめです。

シャンゼリゼ通り
Avenue des Champs-Élysées

[営業時間]
なし

[電話番号]
なし

[所在地]
Avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ①②⑥号線 Charles de Gaulle-Étoile駅
🚇メトロ①⑧⑫号線 Concorde駅など

≫公式サイトはこちら

オペラ・ガルニエ(オペラ座)

👣ルーヴル美術館から徒歩約20分

有名な「オペラ座の怪人」の舞台にもなっている国立劇場で、年間を通してオペラやバレエなどの公演が行われています。

貴族たちの社交場として造られただけあって、館内はヴェルサイユ宮殿に引けを取らない絢爛豪華さ。ネオ・バロック様式の内装は感動的な美しさで、まるで映画の中にいるみたいな気分になりますよ。

オペラ・ガルニエ
Opéra Garnier

[営業時間]
10:00〜17:00(公演予定によって変更あり)
1月1日、5月1日、12月25日休業

[料金]
オペラ鑑賞の場合 10€〜250€(演目や座席による)
館内自由見学の場合 15€

12歳未満は無料

[電話番号]
08 92 89 90 90

[所在地]
Place de l’Opéra, 75009 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ③⑦⑧号線 Opéra駅

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ポンピドゥー・センター

👣ルーヴル美術館から徒歩約17分

色とりどりのエアダクトで覆われた斬新なデザインが特徴のポンピドゥー・センターでは、20世紀以降の現代絵画や彫刻、写真など、多岐にわたるジャンルの作品を展示しています。

パリ市内で非常に目立つ存在であり、建物そのものが観光名所となっています。アーティスティックでフォトジェニックなスポットなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

ポンピドゥー・センター
Le Centre Pompidou

[営業時間]
11:00〜21:00
火曜、5月1日休業

[料金]
全館共通1日券 18€

[電話番号]
01 44 78 12 33

[所在地]
Place Georges-Pompidou, 75004 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ⑪号線 Rambuteau駅
🚇メトロ①⑪号線 Hôtel de Ville駅
🚇メトロ①④⑦⑪⑭号線 Châtelet駅
🚆RERⒶⒷⒹ線 Châtelet Les Halles駅

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サント・シャペル

👣ルーヴル美術館から徒歩約13分

シテ島にあるサント・シャペルは、パリ最古のステンドグラスで有名な教会です。最高裁判所の敷地内にあり「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産に登録されています。

建物1階は使用人などの礼拝堂、2階は王のための礼拝堂になっています。2階部分は、ほとんど360度がステンドグラスに覆われていて、まるで万華鏡の中に入り込んだみたいな美しさを体験できます。

すぐ隣には、かつてマリー・アントワネットが囚われていたコンシェルジュリーもあり、併せて観光できます。

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サント・シャペル
Sainte chapelle

[営業時間]
9:00〜19:00(10月〜3月は17:00まで)
1月1日、5月1日、12月25日休業

[料金]
13€

🎟パリ・ミュージアム・パス利用可能
18歳未満は無料
11月〜3月の第1日曜は無料
ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3週末)は無料

[電話番号]
01 53 40 61 04 または 01 53 40 60 97

[所在地]
10 boulevard du Palais, 75001 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ①⑦⑪⑭号線 Châtelet駅
🚇メトロ④号線 Cité駅
🚆RERⒷⒸ線 Saint-Michel駅

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ノートルダム大聖堂

👣ルーヴル美術館から徒歩約20分

850年以上の歴史をもつノートルダム大聖堂は、パリ誕生の地であるシテ島のシンボル的存在です。「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産に登録されています。

中世キリスト教建築の最高峰と称されるだけあって、大聖堂には荘厳な雰囲気が漂っています。優美なファサード(正面の壁)や緻密な彫刻、壮麗なステンドグラスなど、重視したいポイントがたくさん。

しかし2019年4月の火災により、大聖堂の屋根などが大きく損傷してしまいました。現在も修復作業中で大聖堂の中に入ることはできませんが、柵の外側から貴重な修復過程を見ることができます。

ノートルダム大聖堂
Cathédrale Notre-Dame de Paris

※現在は修復工事中のため、中に入ることはできません。

[営業時間]
8:00〜18:45(土日は19:45まで)
定休日なし

[料金]
無料(屋上は有料)

[電話番号]
01 42 34 56 10

[所在地]
6 Parvis Notre-Dame, Place Jean-Paul II, 75004 Paris 👣経路

[最寄り駅]
🚇メトロ④号線 Cité駅
🚆RERⒷⒸ線 Saint-Michel–Notre-Dame駅

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