【パリ観光】シャンゼリゼ通り満喫マニュアル！アクセスや周辺情報も解説

パリを観光するときに絶対訪れたい場所のひとつは「シャンゼリゼ通り」ですよね。

世界的に有名な通りですが、どんな場所かご存じでしょうか。

そんな風に思っている人のために、この記事ではシャンゼリゼ通りについて解説します。

私はパリに3ヶ月間の語学留学をしていたことがあり、学校終わりや週末はちょこちょこシャンゼリゼ通りを散歩していました。友達と旅行でパリを訪れた際も、必ず案内する場所です。

Rié

シャンゼリゼ通りは定番スポットですよね！

シャンゼリゼ界隈には観光名所が集まっていて、見どころがたくさんあります。

このページでは必見&注目スポットを分かりやすく紹介しているので、ぜひ最後まで読んで、旅の参考にしてみてくださいね。

シャンゼリゼ通りについて知ろう

パリのシャンゼリゼ通りは、約2kmに及ぶマロニエの並木道で「世界で最も美しい通り」として有名です。東はコンコルド広場から始まり、西の凱旋門までまっすぐ伸びています。

通りには一流のブランドショップやカフェ、最新のトレンドショップなどが並び、毎日多くの人で賑わっています。

シャンゼリゼ通りはフランスを代表する通りであるため、軍事パレードなどのイベントが開催される重要な場所にもなっています。

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名前の由来

シャンゼリゼ通りの名前は「エリュシオンの野原（Champs-Élyséesシャンゼリゼ）」からきています。

エリュシオンの野原とはギリシャ神話において、神々に愛された英雄たちの魂が永遠の幸福を楽しむ場所「楽園」を指します。

フランス・パリの象徴的な存在であるシャンゼリゼ通りは、美しく豪華なイメージがあるため「楽園」を意味する「エリュシオンの野原」が由来となったと言われています。

通りにまつわる歴史

シャンゼリゼ通りは古代から現代にいたるまで、非常に長い歴史を持っています。

もともとこの場所はパリ郊外で、沼地と野原が広がっているだけでした。アンリ4世の妃、マリー・ド・メディシスが、チュイルリー宮殿の庭園から延びる道を並木道すると決めたことが、シャンゼリゼ通りの始まりです。

「女王の遊歩道」と呼ばれた通りは、ヴェルサイユ宮殿の造園で知られるル・ノートルによって整備され、その後「シャンゼリゼ」という名前がつきました。ルイ16世の妃、マリー・アントワネットもこの通りをとても気に入っていたそうです。

18世紀にはエトワール広場（現シャルル・ド・ゴール広場）まで通りが延長され、現在のシャンゼリゼ通りに。

19世紀以降はフランスにおける重要な場所として、軍事パレードや国際的な行事などが行われるようになりました。

現代ではさまざまなブティックやカフェが並ぶ商業エリアとして認識されています。

シャンゼリゼ通りは歴史的な重要性と現代的な魅力を兼ね備えるパリの象徴として、多くの人々に愛される場所となっています。

オー・シャンゼリゼ

シャンゼリゼ通りと言えば、自然と頭に流れる歌がありますよね！

「Il y aイリヤ toutトゥー ceス queク vousヴ voulezヴレ auxオー Champs-Élyséesシャンゼリゼ（シャンゼリゼには欲しいものはなんでもある）」と通りのイメージがうまく表現されていて、誰もがパリを思い浮かべてしまうことでしょう。

フレンチポップスの定番として馴染みがありますが、オリジナルはイギリスのバンド、ジェイソン・クレストの「ウォータールー・ロード」です。

フランスの作詞家ピエール・ドラノエによってフランス風にアレンジされ「オー・シャンゼリゼ」となり、ジョー・ダッサンが歌ってフランスで大ヒットしました。

ちなみにサビにある「オー・シャンセリゼ」の「オー」は感嘆詞ではなく、フランス語の前置詞「auxオー」です。

ということで、こちらのビデオは歌詞の意味が分かりやすい日本語訳付きです。日本でも活躍した、かわいらしいダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」を、美しいパリの街並みと合わせてお楽しみください。

シャンゼリゼ通りの基本情報&イベント

シャンゼリゼ通りは、1991年「パリのセーヌ河岸」としてユネスコ世界遺産に登録されています。

通りそのものが観光地になっていて、西半分はラグジュアリーなブティックやカフェ、東半分は緑豊かな公園などがあります。

地元のパリ市民よりも圧倒的に観光客の多いエリアで、カフェやレストランの値段設定は高め。治安は悪くありませんが、スリはどこにでもいるので気を抜かないようにしましょう。

シャンゼリゼ通りでは毎年さまざまなイベントが開催されるので、タイミングが合えば貴重な体験ができますよ。

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ホコ天シャンゼリゼ

毎月第1日曜日は、シャンゼリゼ通りが歩行者天国になります。

もともとはパリの大気汚染対策の一環として、2016年に始まりました。普段は車通りの多い道を自由に歩けるので、パリ市民や観光客から好評を得ています。

第1日曜日にパリにいる人は、普段とは違ったシャンゼリゼ通りを楽しんでみてくださいね。

パリ祭

毎年7月14日はフランス革命記念日（建国記念日）です。「ル・キャトルズ・ジュイエ（Le Quatorze Juillet）」と言われることも多く、日本では「パリ祭」として知られています。

シャンゼリゼ通りでは大規模な軍事パレードが行われます。パレードにはフランス大統領も参加するので、一目見ようと多くの人が集まります。

周辺道路は交通規制されるので、場所によってはかなり迂回する必要があります。街歩きする際は注意しましょう。

ツール・ド・フランス

毎年7月に行われる自転車レース「ツール・ド・フランス（Le Tour de France）」の最終コースとして、パリのシャンゼリゼ通りが使われています。ゴールは凱旋門です。23日間に渡るレースのラストを見届けようと、シャンゼリゼ通りには多くのファンが集まります。

ゴールの予定に合わせて通りは交通規制が行われるので、場合によっては迂回などが必要になります。

しかし2024年はパリ・オリンピックの開催に伴い、ゴールはパリではなくフランス南部のニースであることが発表されています。

クリスマス&ニューイヤー

11月中旬から年明け1月10日頃にかけて、シャンゼリゼ通りはクリスマスのイルミネーションで華やかになります。ホットワインやクリスマスのオーナメントなどを扱うマーケットが並び、訪れる人を楽しい気分にさせてくれます。

フランス語で「ノエル（Noël）」と呼ばれるクリスマスは、フランス人にとって大切なイベントです。日本人にとってのお正月のような期間にあたります。

また12月31日はシャンゼリゼ通りが歩行者天国になります。凱旋門では新年の花火が上がるので、大晦日から新年にかけて通りには多くの人が集まり、お祝いムードがあふれます。

この特別なタイミングにパリにいる人は、ぜひシャンゼリゼ通りを訪れてみてくださいね。ただし通りは大混雑するので、スリなどのトラブルに十分に注意しましょう。

シャンゼリゼ通りへのアクセス

シャンゼリゼ通りはパリのやや西側に位置しています。

周辺の観光と合わせて徒歩で訪れるのも良いですし、地下鉄（メトロ）などでも簡単にアクセスできます。

パリの交通について詳しく知りたい方は「【パリの交通】観光に便利なメトロ（地下鉄）・バスなど｜フランス旅行」を読んでみてくださいね。

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地下鉄で行く

シャンゼリゼ通り界隈には多くの地下鉄（メトロ）の駅があります。

西端はCharlesシャルル deド Gaulleゴール–Étoileエトワール駅、東端はConcordeコンコルド駅なので、端から歩きたい人はどちらかの駅からスタートしましょう。目的地がある場合は、最寄り駅を使うと効率が良いでしょう。

シャンゼリゼ通り周辺の地下鉄（メトロ）の駅一覧は下記の通りです。

RERで行く

RERとはパリの市内と郊外を結ぶ地域鉄道のことを指します。RERを利用してシャンゼリゼ通りに行く場合、最寄り駅はⒶ線 Charlesシャルル deド Gaulleゴール–Étoileエトワール駅です。📍マップ

「Champs Élysées(シャンゼリゼ)方面、Arc de triomphe(凱旋門)方面」の案内に従って進み1番出口から出ると、凱旋門のある辺りに到着します。

シャンゼリゼ通りの歩き方

シャンゼリゼ通りは全長2kmほどなので、歩くことが好きな人、散策を楽しみたい人であれば、歩ききることは難しくありません。

一見平坦に見える通りですが、コンコルド広場から凱旋門に向かって緩やかな坂道になっています。凱旋門からスタートすると下りになるので歩きやすいでしょう。

夕方以降はランプに明かりが灯り、華やかな雰囲気に。夜景を楽しみたい人は、夜に歩いてみるのもおすすめです。

人が多く集まる凱旋門付近などでは、スリに十分に注意しましょう。

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シャンゼリゼ通りのおすすめグルメ＆ショッピングスポット【12選】

全長約2kmあるシャンゼリゼ通りには「欲しいものはなんでもある」と歌われているように、さまざまなショップやカフェなどが連なっています。

ここでは「グルメ編4選」「ショッピング編8選」に分けて、おすすめスポットを地図付きで紹介。散策するときの参考にしてみてくださいね。

シャンゼリゼ通りのおすすめスポット【グルメ編4選】

シャンゼリゼ通りの広い歩道には多くのカフェがテラス席を設けていて、パリらしい雰囲気を感じることができます。

シャンゼリゼ通りの長い歴史を見守ってきた老舗から数年前にオープンしたカフェまで、厳選した4店を紹介します。

フーケ

フーケはカフェレストランという位置づけながら、パリのランドマークのひとつとしても知られています。

1899年創業と老舗中の老舗で、歴代の政治家や文化人などが多く訪れています。特に映画業界とのつながりが強く、著名人の席にはプレートがあったり、壁には俳優のポートレートが飾られていたりします。

敷居も値段もちょっと高めですが、優雅で贅沢な体験ができる場所です。

キャトルヴァン・シス・シャン（ロクシタン×ピエール・エルメ）

日本でも人気の高いコスメブランド「ロクシタン」とパティスリー「ピエール・エルメ」の、ジャンルを超えたコラボレーション・ショップ。広々とした店内はアーティスティックなデザインでパリらしさ満載！

この店舗限定のマカロンやグッズもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ピエール・エルメ

ピエール・エルメは、日本でもコンビニスイーツを展開していることで有名ですよね。シャンゼリゼの店舗ではさまざまなフレーバーのマカロンやチョコレート、アイスクリームなどをおしゃれな店内で楽しむことができます。

オリジナルのパンやテイクアウトのドリンクもあるので、街歩きのお供にも最適です。

ラデュレ

ロマンティックなイメージのスイーツが人気のラデュレは、マカロン・パリジャン発祥の店です。

ラデュレのマカロンやケーキは世界的にも評価が高く、パステル調のカラーで彩られたエレガントで可愛らしいデザインのお菓子は、多くのファンを惹きつけてやみません。

シャンゼリゼ店は観光客にとってアクセスしやすい場所にあるためいつも賑わっています。パリの思い出に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

シャンゼリゼ通りのおすすめスポット【ショッピング編８選】

シャンゼリゼ通りにはラグジュアリーブランドからスーパーマーケットまで、さまざまなショップが軒を連ねています。

ウィンドウショッピングするだけでも楽しい気分になること間違いなし！のお店を8個、厳選してお届けします。

ルイ・ヴィトン

シャンゼリゼ通りにあるルイ・ヴィトンのブティックは、パリの高級ファッションを象徴する存在です。ブランドイメージに合わせてデザインされた建物自体も美しく、アートの一部とされています。

バッグやアクセサリー、アパレルや香水など、本店だけあってありとあらゆる商品を見ることができます。

入店待ちの行列ができる人気のシャンゼリゼ店ですが、日本語が話せるスタッフがいるので、安心して買い物や免税手続きができます。

エルメス

フランスの高級ファッションブランド、エルメスの代表的な店舗がシャンゼリゼ通りエリアにあります。

広々とした店内はエレガントな内装で、レザーグッズやスカーフ、ジュエリーや香水など幅広いアイテムが美しく並んでいます。

エルメスの歴史とエスプリ（精神）を体験することができるので、ファッションが好きな人やエルメスファンにとっては必見のスポットです。

ロンシャン

日本にもファンが多い高級レザー商品のブランド、ロンシャン。レザーとナイロンを組み合わせたシリーズやハンドバッグ「ル・プリアージュ」は定番人気です。

旅行や街歩きに最適なバッグが多く、パリ限定のモデルもあるので、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

パリ・サンジェルマン公式ショップ

世界的に有名なフランスサッカーのチーム、パリ・サンジェルマンの公式ショップでは、パリだからこその限定グッズなどが並んでいます。

「世界一おしゃれ」と言われるグッズは種類も豊富。普段使いしやすいTシャツやパーカーなど、サッカーファンでなくとも欲しくなるデザインがたくさん見つかります。

ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ

パリを代表する百貨店、ギャラリー・ラファイエットのシャンゼリゼ店です。本店より規模は小さいものの、多くのブランドやショップが入っているので十分にショッピングを楽しめます。コンセプトに合わせた見やすく美しいディスプレイはまるで美術館のようです。

地下にはフードコートがあり、ご飯系からスイーツまでいろいろ揃っています。

ゲラン

フランスの香水ブランド、ゲランの本店はシャンゼリゼ通りにあります。豪華絢爛でお城のような内装が特徴です。

ゲランの香水は、どれもがうっとりするような美しい瓶に入っています。定番から現代的な香りまで種類が豊富なので、自分好みの香りを探してみてくださいね。

セフォラ

コスメが好きな人は、フランス全土にも多くの支店を持つセフォラに行ってみましょう。シャンゼリゼ店は日曜や夜も営業しているので、立ち寄りやすく便利です。

有名ブランドからプチプラまで取り扱い商品は幅広いので、お気に入りがきっと見つかりますよ。

予約すればプロのメイクレッスンやサービスを受けることができます。

モノプリ

フランスの人気スーパー、モノプリもあります。

食料品から雑貨まで幅広いラインナップが揃っていて、人気のオリジナル・エコバッグや、プライベートブランド商品も充実しています。モノプリはお土産をお手頃価格で買えるので嬉しいですよね。

シャンゼリゼ通り周辺の観光スポット【15選】

パリの8区を横切るように通っているシャンゼリゼ通りの周辺には、合わせて訪れたい観光スポットがいくつもあります。

ここではシャンゼリゼ通りから徒歩で行きやすいスポットを15個紹介します。

エトワール凱旋門

正式名称「エトワール凱旋門」はシャンゼリゼ通りの西端に位置します。パリのランドマークとして世界的に有名な観光スポットで、毎日多くの人が訪れています。

アウステルリッツの戦いの勝利記念としてナポレオンの命により建設が始まり、幾度も工事が中断されながらも1836年に完成しました。（残念ながらナポレオン自身は門の完成を見ることはできませんでしたが…）

高さ50メートルの展望台からは、エッフェル塔やシャンゼリゼ通り、モンマルトルなどが一望できます。夕日の時間帯や夜のライトアップもロマンティックな雰囲気でおすすめです。

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グラン・パレ

シャンゼリゼ通りからほど近い場所にある美術館のひとつがグラン・パレです。1900年のパリ万国博覧会のメイン会場として建設されました。「大きな宮殿」の名前の通り、ガラスと金属でできた壮大な外観が特徴的な建物で、歴史的建造物に指定されています。

グラン・パレでは、印象派の名作やモダンアートのコレクションなどの企画展が開催されています。パリ・ファッションウィークではファッションショーや展示が行われることでも有名です。

現在は改修工事のため閉館中ですが、2024年パリ・オリンピックのときに一部公開、2025年春に全面再開が予定されています。

プティ・パレ（パリ市立美術館）

グラン・パレの真向かいにあるのがプティ・パレです。エッフェル塔やグラン・パレなどと共に1900年のパリ万国博覧会の一環として建設されました。豪華な外観はベル・エポック様式で、建物自体にも芸術的な美しさがあります。

プティ・パレでは中世から20世紀に至るまでの幅広い時代の美術作品があり、常設展はなんと入場料無料！

建物の中庭には美しい庭園やカフェがあり、リラックスできる場所としても人気です。

アレクサンドル3世橋

アレクサンドル3世橋は、セーヌ川にかかる橋の中で一番有名で「もっとも美しい橋」と言われています。

優美な曲線や植物のモチーフが特徴のアール・ヌーヴォー様式が用いられるなど、芸術的な要素が多く含まれていて、美しいパリを象徴する優美さがあります。

CMや雑誌、ブライダル写真撮影にもよく使われるパリらしい風景が見られるので、観光名所のひとつになっています。夕方以降のライトアップもロマンティックな雰囲気になるのでおすすめです。

コンコルド広場

エジプトから運ばれてきたオベリスクが中央に立つコンコルド広場は、シャンゼリゼ通りの東端にあたります。フランス革命時には、ルイ16世やマリー・アントワネットを含む多くの貴族が処刑されたことでも有名な場所です。

コンコルド広場からはシャンゼリゼ通りだけでなく、凱旋門やエッフェル塔などパリの有名スポットを見渡すことができます。クリスマスイルミネーション期間中は、大観覧車が登場して一層華やかになりますよ。

マドレーヌ寺院

52本のコリント式柱に支えられた古代ギリシャ神殿のような建物がマドレーヌ教会です。そもそもは教会ではなく「兵士の栄光を讃える神殿」という目的で、ナポレオンの命に従って完成されました。

その後「聖女マグダラのマリア」を祀ったカトリック教会になります。

パリ市内で有名な場所のひとつにもかかわらず実は穴場スポットなので、美しいマグダラのマリアの彫刻や天井画などをゆっくり眺めてみてはいかがでしょうか。

オランジュリー美術館

別名「モネ美術館」としても知られている美術館です。見どころはなんと言っても印象派モネの大作が展示されている「睡蓮の間」。全8枚に渡る作品が2部屋に分かれ、パノラマで展示されています。

オランジュリー美術館にはモネ以外にも、ルノワールやセザンヌなどの印象派、ピカソやゴーギャン、マティスなどの近代作品もあり、これらも大変素晴らしく見応えがあります。

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チュイルリー公園

チュイルリー公園は、シャンゼリゼ通りの東端、コンコルド広場の隣にあります。ヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけたル・ノートルによるフランス式の庭園が特徴です。

広い公園には大きな噴水やたくさんの自然があり、地元の人たちもくつろぐ憩いの場所になっています。ルーヴル美術館の方へ行くと、ナポレオンの命によって造られた元祖凱旋門（カルーゼル凱旋門）を見ることができますよ。

夏には移動遊園地がやってきます。観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクション、たくさんの露店も出て、観光客やパリ市民を楽しませてくれます。

ギメ東洋美術館

アジアの文化や宗教に魅了された、フランスの実業家で東洋学者であるエミール・ギメのコレクションが展示されています。中国、日本、韓国、インド、ベトナム、カンボジア、タイなどの多くの美術品を鑑賞できます。

陶磁器、仏教美術、仏像、絹の絵画、装飾品、織物、工芸品など、アジアの多様な文化と芸術の魅力に触れることができる貴重な場所です。

クレイジー・ホース・パリ

パリの老舗ナイトクラブのひとつクレイジー・ホース・パリは、スタイリッシュで洗練されたヌード・ショーが人気で、世界中の文化人やセレブたちから称賛されています。

クレイジー・ホース・パリといえば、前衛的で芸術的なライティングが有名です。ダンサーを美しく照らすのは当然ですが、裸体をキャンバスに鮮やかな模様を映したり、動きに合わせて官能的に点ったりと、計算しつくされた演出は圧巻です。

目がくらむほどに優美で魅惑的なショーを体験してみてください。

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バカラ美術館

フランスの高級クリスタルメーカーであるバカラの美術館で、バカラの歴史やクリスタルの伝統工芸品の展示を見ることができます。

コレクションにはシャンデリアやテーブルウェア、ジュエリーなどがあり、どれもが息を呑む美しさです。

展示を楽しんだあとは併設のレストランで、バカラの器を使った食事を楽しむこともできます。

イヴ・サンローラン・パリ美術館

20世紀を代表するファッションデザイナー、イヴ・サンローランのオートクチュールのアトリエがそのまま美術館になった場所です。

イヴ・サンローラン自身が実際に使っていた作業場がそのまま保存されていたり、服やアクセサリー作品、デッサンなどの展示を観たりすることができます。ファッションやアートに興味がある人はぜひ訪れてみてくださいね。

ラ・ギャラリー・ディオール

クリスチャン・ディオール本店のとなりにある美術館は、ディオールの歴史と作品を堪能できる空間になっています。テーマごとに分けられた13の展示はどれもラグジュアリーでフォトジェニック。ドレスたちの華やかさの虜になってしまうでしょう。

ディオールの作品を鑑賞したあとは、併設カフェのおしゃれな雰囲気も楽しんでみてくださいね。

美術館は人気の観光スポットなので、事前予約必須です。

モンテーニュ通り

シャンゼリゼ通りから曲がったところにあるモンテーニュ通りも、パリの有名な通りのひとつです。

シャネルやクリスチャン・ディオールといった世界的に有名な高級ブランドショップに高級レストラン、一流ホテルなどが多く建ち並んでいるので、ショッピングや優雅な時間を過ごしたい人に人気のエリアです。

ミュージカルなどのエンターテイメントを公演している劇場もいくつかあるため、観劇が好きな人にもおすすめの場所です。

サントノレ通り

サントノレ通りもモンテーニュ通りと同様に、高級ブティックが集まる通りとして有名です。

エルメスやゴヤール、アレキサンダー・マックイーンなどなど、名だたるブランドショップが軒を連ねているので、ショッピングやハイブランド好きな人におすすめの場所です。

クリスマスシーズンはショーウィンドウが特にきらびやかになるので、ただ歩くだけでもワクワクします。

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