ヨーロッパでも有数の観光地「ヴェルサイユ宮殿」は、パリ旅行に来たなら必ず訪れたい興味深い場所ですよね。
2024年に開催されるオリンピックの馬術競技会場に選ばれていることもあり、より注目が集まっています。
せっかく訪問するなら歴史や見どころについて少しでも知っておくと、観光がより楽しくなりますよ!
この記事を読むと、フランスの至宝「ヴェルサイユ宮殿」にまつわる歴史や見るべきスポットが分かります。アクセスの方法や敷地内のカフェやレストラン、そしてヴェルサイユ宮殿の周辺情報も併せて解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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ヴェルサイユ宮殿の歴史
フランスの首都パリから南西22kmのところにあるヴェルサイユ宮殿は、世界中から年間約600万人以上が訪れる人気の観光地です。
もともとはルイ13世の狩猟用の別荘として建設されました。息子であるルイ14世が王位につくと、絶対王政を誇り、治世下の1661年から50年かけて宮殿として造り上げていきます。
豊かな富と権力の象徴である宮殿の建築には、建築家ルイ・ル・ヴォー(Louis Le Vau)、室内装飾家シャルル・ル・ブラン(Charles Le Brun)、造園家アンドレ・ル・ノートル(André Le Nôtre)など当時の一流メンバーが揃って改装に参加し、工事には2万人もの人手が集められました。
1682年にパリのルーヴルからヴェルサイユへと正式に宮廷が移り、いよいよヴェルサイユはフランス王国の政治と文化の中心地となります。連日連夜華やかな晩餐会が催され、きらびやかな日々は貴族たちを経済的・政治的に骨抜きにしていきました。
ルイ15世は離宮プチ・トリアノンを造り庭園をさらに充実させます。そしてルイ16世の時代にも頻繁に舞踏会を開くという贅沢三昧の放蕩生活を送っていました。
しかしいつまでもそんな毎日が続くはずがありません。1789年にフランス革命が勃発すると、王政に憤りを感じる市民が宮殿に乱入し、調度品や美術品を破壊します。ルイ16世と王妃マリー・アントワネットは宮殿を追われることになり、コンコルド広場で処刑されます。
フランス革命後、宮殿はしばらくの間放置されていましたが、ナポレオンの命によって修復され、1837年に歴史博物館として一般開放されることになりました。
その後、1919年には鏡の回廊で第1次世界大戦終結の「ヴェルサイユ条約」が調印され、1979年には「ヴェルサイユの宮殿と庭園」という名称でユネスコに世界文化遺産に登録されました。
ヴェルサイユ宮殿の見どころ
映画の世界に入り込んだかのような壮麗な宮殿では、かつて王族たちが実際に暮らしていました。ここはフランス王政の中心地であり、芸術や文化の発展に大きな影響を与え、歴史的に重要なシーンの舞台となってきました。
現在も世界有数の大宮殿といわれるヴェルサイユ宮殿は、総面積800万㎡もの広さの敷地があり、庭園や離宮など見どころ満載です。それぞれ写真付きで詳しく解説していきます。
ヴェルサイユ宮殿の観光はツアーがおすすめ
ヴェルサイユ宮殿は有名な観光スポットなので、さまざまな種類のツアーがあります。パリ市内発着の便利なバスツアーや他の観光地とセットになったもの、半日観光やオーディオガイド付きなど、多くのプランから選択できます。
個人的におすすめなのは、日本語公認ガイド付きのツアーです!
ガイドさんは専門知識を持っているので、歴史や建築についての詳しい説明を聞くことができます。個人だとうっかり見逃してしまうスポットも、ガイドさんに案内してもらうと安心です。
入場時や混雑した場所でもスムーズに移動できるので、効率よく観光を存分に楽しむことができます。
ただ見学時間が思っているより短い場合や、不要なアクティビティが含まれていることもあるので、プラン内容はしっかり確認してから申込みましょう。
宮殿
Château de Versailles
ヴェルサイユ宮殿は本館と北翼、南翼の3棟で構成されています。部屋はトータルで700室もあり、フロアは全長680mにも及びます。
宮殿内部では、豪華絢爛で有名な「鏡の回廊」やマリー・アントワネットが過ごした「王妃の寝室」など、太陽王と呼ばれたルイ14世から3代に渡って繰り広げられた宮廷文化の栄華を見ることができます。
スタートは「王室礼拝堂」から。かつての麗しい日々を想像しながら順に部屋を巡っていきましょう。
王室礼拝堂
Chapelle Saint-Louis(図A①)
色大理石やデザインされた床、彫刻装飾などバロック様式で造られていて、見事な天井画が施されたドーム型の天井が印象的な王室専用の礼拝堂です。1710年に完成。
当時16歳だったルイ16世と14歳の王妃マリー・アントワネットの婚礼の儀式は、この場所で行われました。
ヘラクレスの間
Salon d’Hercule (図A②)
宮殿の中で一番大きな部屋で、1736年に完成しました。
部屋の名前の由来となった「ヘラクレス」を題材にした天井画は、ルイ14世時代の最高傑作とされています。大きさは約321㎡もあり、圧巻の迫力です。また部屋の奥にはヴェネツィア共和国から贈られた『パリサイ人シモン家の晩餐』があります。
重要な宴会や祝典のための部屋として使用されていました。
戦争の間
Salon de la Guerre (図A③)
大理石や鏡、ブロンズを使って装飾された部屋で、戦争がモチーフの作品が展示されています。神話と戦いがテーマとなって描かれている天井が有名です。
この部屋にある戦うルイ14世のレリーフが「ベルサイユのばら」のオスカルのモデルになったともいわれています。
鏡の回廊
Galerie des Glaces(図A④)
ヴェルサイユ宮殿といえば、この部屋を思い浮かべる人も多いでしょう。1687年に完成したきらびやかな空間は、長さ73m、幅10.5m、高さ12.3mの大回廊です。ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼舞踏会はここで開かれました。
この部屋に使用されている鏡は全部で357枚です。当時の人たちにとって高級品だった鏡を装飾にふんだんに使うことによって、王の財力や権力を誇示していたことがわかります。
庭園に面した窓からは光が差し込み、鏡の壁がきらめく様は夢のようです。天井画やシャンデリア、黄金の彫刻などどこを見ても絢爛豪華で非常に美しく印象的です。
1919年、第1次世界大戦終結の「ヴェルサイユ条約」調印はここで行われました。
また最近ではリリー・コリンズ(Lily Collins)主演のNetflixオリジナルドラマ『エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)』で、コレクションショーのシーンに使われていました。
平和の間
Salon de la Paix(図A⑤)
戦争の間と対になっている部屋で、室内には楽器や遊んでいる子供などが題材となった平和を感じる絵画が展示されています。ルイ14世当時は音楽や遊戯のための部屋として使われていました。
王の寝室
Chambre du Roi(図A⑥)
宮殿の中心部に置かれた王専用の居室。王の使うベッドは贅沢に金糸や銀糸で飾られていて、とてもきらびやかな仕上がりになっています。
室内にはルイ14世がみずから選んだという貴重な絵画コレクションが並んでいます。
王妃の寝室
Chambre de la Reine(図A⑦)
代々の王妃が過ごした部屋で、王位継承者となる子を出産した場所でもあります。王妃の出産の様子はイベントとして公開されました。また寝室の裏には秘密の私室があります。
最後に使ったのはルイ16世の妃マリー・アントワネットで、彼女の時代の装飾スタイルが現在公開されています。
大膳式の間
Antichambre du Grand Couvert(図A⑧)
王と王妃が食事をするための公式な部屋で、食卓に座ることができたのは王族に限られます。
豪華な銀食器を使って当時のテーブルセットが再現されていたり、王族の多くの肖像画が展示されています。
庭園
Les Jardins
ヴェルサイユ宮殿は、その美しい建築だけでなく庭園も魅力の一つです。
造園師アンドレ・ル・ノートル(André Le Nôtre)が手がけたフランス式の庭園は100万㎡以上に及びます。人工の大運河や幾何学的に配置された美しい噴水、ギリシャ神の彫刻など、ルイ14世がいかに庭園の造営に力を注いでいたかが感じられる壮大さです。
庭園では季節や曜日によって噴水ショーなどのイベントが開催されます。
プチ・トリアノン(離宮)
Petit Trianon
ルイ15世が愛人のジャンヌ・デュ・バリー(Jeanne du Barry)夫人のために建てたプチ・トリアノンですが、その後ルイ16世が王妃マリー・アントワネットに贈りました。宮殿の部屋とは真逆の可憐な内装に、彼女のセンスが感じられます。
マリー・アントワネットは新しく劇場を作ったり、田舎風の村里で自然と触れ合う質素な疑似農村生活を楽しんだり、宮殿を離れてのどかに過ごしたといいます。
グラン・トリアノン(離宮)
Grand Trianon
もともとはルイ14世が家族と軽食を楽しむ目的で建設されました。その後バラ色の大理石を使って増改築されています。マリー・アントワネットがデザインした鏡のサロンもあり、優雅な雰囲気が漂います。かつてはナポレオン1世が住んでいたことも。
現在は迎賓館として利用されていて、国賓との晩餐会などが催されたりしています。
庭園内の移動手段
広大な園内を徒歩で移動するには、時間もかかるし足も疲れてしまいます。園内には楽しく便利な乗り物があるので、上手に活用しましょう。
プチ・トラン
Petit Train
プチ・トリアノンとグラン・トリアノン、そして運河を結ぶ路線で運行している列車風バスです。
料金:一般 9€、11歳〜18歳 7€、11歳未満無料
停車場所:宮殿北側のテラス付近、プチ・トリアノン、グラン・トリアノン、大運河の東側、レストラン「ラ・プティット・ヴニーズ」付近(※チケット保持者は各停車駅乗り降り自由)
≫公式サイトはこちら
レンタサイクル
Bicyclettes
園内を自由にサイクリング気分でまわることができます。
自転車の料金:30分 8€、1時間 10€/その後追加15分ごとに2,50€(30分ごとは8€)
電動自転車の料金:1時間 16€/その後追加15分ごとに4€(30分ごとは12€)
レンタル場所:大運河の東側、レストラン「ラ・プティット・ヴニーズ」付近
≫公式サイトはこちら
レンタルカート
Petits Véhicules Électriques
※国際免許所有者に限る
4人乗りだから、みんなでワイワイ楽しく移動することができます。
料金:1時間42€/その後追加15分ごとに10,50€
レンタル場所:庭園の宮殿側、庭園の奥、公園付近
≫公式サイトはこちら
レンタルボート
Barques
園内の交通手段ではありませんが、大運河のアクティビティとして人気があります。
料金:30分 16€、1時間 20€/その後追加15分ごとに5€(30分ごとは16€)
レンタル場所:大運河の東側、レストラン「ラ・フロティーユ」付近
≫公式サイトはこちら
ヴェルサイユ宮殿の基本情報
観光を満喫するためには、施設の基本情報を把握しておくことが重要です。
ここでは、ヴェルサイユ宮殿の営業時間やチケット料金、入場時の混在を回避する方法についても詳しく解説します。
営業時間やイベント
ヴェルサイユ宮殿の営業時間は下記の通りです。
営業時間:宮殿 … 9:00〜17:30、月曜定休/トリアノンのエリア … 12:00〜17:30、月曜定休/庭園 … 8:00〜18:00、定休日なし
イベントや季節によって営業時間が変更されることがあるので、詳しくは公式サイトで確認してください。
4月〜10月の週末(5月〜6月は火曜日)は庭園で大噴水ショー(Grandes Eaux)が催されます。音楽に合わせて演出される豪華なショーはヴェルサイユ宮殿の名物なので、タイミングの合う方はぜひ体験してみてくださいね。
他にも夜の噴水ショーや花火、コンサートや特別ツアーなども開催されています。詳しくは下記公式サイトで確認してください。(イベント見学などは有料のため、別途チケット購入が必要になります。)
≫公式サイトの庭園イベントはこちら
≫公式サイトのスケジュールはこちら
所要時間
ヴェルサイユ宮殿を見て回るのにかかる時間は、大まかに2〜3時間くらいでしょう。ただしこれは主要な場所を巡る場合の目安です。また、混雑している場合は時間がかかることがあります。
敷地はかなり広いので、宮殿や庭園をそれぞれじっくり見学するとなると少なくとも半日〜1日はかかります。事前にしっかりと計画を立ててからまわることをおすすめします。
チケット料金
ヴェルサイユ宮殿は現地のチケットオフィスで当日券を購入することができます。
ただし人気の観光スポットなので、当日券を購入するためには長い列に並ぶ必要があります。ときには「当日券が完売」なんていうこともありえるので、スムーズに観光するためには公式サイトなどでチケット購入するか、パリ・ミュージアム・パスや現地のオプショナルツアーに参加する準備をしておきましょう。
ヴェルサイユ宮殿のチケット料金は下記の通りです。チケットは数種類ありそれぞれ入場できる施設が異なるので、よく確認してから購入しましょう。
チケット料金:パスポート … 11月〜3月は24€、4月〜10月は32€/宮殿のみ … 21€/トリアノンのみ … 12€
※🎟パリ・ミュージアム・パス利用可能
※18歳未満無料
※11月〜3月の第1日曜は入場無料
【紹介コード:CSECBB】
オーディオガイドのレンタル
オーディオガイドは、ヴェルサイユ宮殿を自由に探索する際に役立ちます。多言語の音声ガイドが用意されていて、もちろん日本語にも対応しています。
ガイドが説明するポイントに合わせて進みながら、宮殿内の歴史や展示物について詳しく学ぶことができます。自分のペースで宮殿を巡ることができるため、ゆっくりと見学したい方におすすめです。
オーディオガイドの利用を希望する場合は、セキュリティチェック後、貸し出しカウンターでレンタルの手続きをします。公式サイトから事前予約可。レンタル料金は1台5€です。
【紹介コード:CSECBB】
パリ・ミュージアム・パスが使える
パリ・ミュージアム・パス(Paris Museum Pass)とは、パリとその近郊の60以上の美術館や観光スポットで使えるフリーパス券です。
ヴェルサイユ宮殿もパリ・ミュージアム・パスの対象施設です。
[パリ・ミュージアム・パス利用可能施設例]
- ルーヴル美術館
- オルセー美術館
- エトワール凱旋門
- ノートルダム大聖堂の塔(修復中)
- オランジュリー美術館
- ヴェルサイユ宮殿とトリアノン
- フォンテーヌブロー城 など
このパスを持っていると、多くの場合、長い行列を避けて優先的に入場できます。
有効期間は2日間、4日間、または6日間から選ぶことができます。有効期間の長さによってチケット料金が異なります。
[パリ・ミュージアム・パスの種類と料金]
有効期間 | 料金 |
2日券(48時間) | 62€ |
4日券(96時間) | 77€ |
6日券(144時間) | 92€ |
パリ・ミュージアム・パスについては、こちらの記事を読んでみてくださいね。
入場時の行列を回避する方法
年中混雑していることが多いヴェルサイユ宮殿ですが、季節によって少し状況が異なります。春夏は庭園が美しい季節なので、観光客の来訪もピークに。一方、秋冬は春夏に比べると混雑具合はましな傾向にあります。また、一日の中でも早朝や閉館間際は人が少ないので、そういった時間帯を狙うのも良いでしょう。
入場時の混雑を回避するには、事前準備も大切です。あらかじめ公式サイトなどでチケット購入するか、パリ・ミュージアム・パスを用意しておきましょう。
とくにおすすめなのは現地オプショナルツアーへの参加です。パリ市内発着便だとアクセスや入場の心配はなく、日本語ガイドさん同行なら言葉の不安もありません。心に余裕があるとより観光を楽しめるので、きっと「ツアーに参加してよかった!」と思える楽しい経験になりますよ。プラン内容はしっかり確認してから申込みましょう。
もうひとつの方法は、ヴェルサイユ宮殿内にあるレストラン「オール」からの入場です。「朝食+宮殿入場券」のセットメニューを利用すると、アラン・デュカスのレストランで美味しい朝食がいただけることに加え、行列に並ぶことなくレストランから直接宮殿にアクセスできます。
【紹介コード:CSECBB】
パリからヴェルサイユ宮殿へのアクセス
ヴェルサイユ宮殿はパリの南西約22kmに位置しています。
公共交通機関を使ってパリからヴェルサイユ宮殿へのアクセス方法は4つあるので、それぞれ詳しく紹介します。
ヴェルサイユ宮殿
Château de Versailles
電話番号:01 30 83 78 00
所在地:Place d’Armes, 78000 Versailles, France
RER(高速近郊鉄道)で行く
RERとはパリ市内と郊外を結ぶ地域鉄道を指します。
ヴェルサイユ宮殿への最も主流なアクセス方法はRERのⒸ線を利用することで、パリ市内のⒸ線各駅から乗車して、終点のVersailles Château Rive Gauche駅で下車します。
この路線はヴェルサイユ宮殿に向かう観光客が多く乗車していると思いますが、RERは治安が悪いと言われているので、貴重品など持ち物の管理には十分に注意しましょう。
トランシリアン(SNCF)で行く
トランシリアン(Transilien)とは、フランス国鉄SNCFが運営するパリ近郊の鉄道です。
どちらの線を利用するかで出発駅と到着駅が異なるので、都合の良い方を選びましょう。
サン・ラザール駅から
パリ市内のParis Saint Lazare駅からトランシリアンのⓁ線に乗車して、Versailles Rive Droite駅で下車します。
モンパルナス駅から
パリ市内のParis Montparnasse駅からトランシリアンのⓃ線に乗車して、Versailles Chantiers駅で下車します。
メトロと市バスで行く
メトロ(地下鉄)⑨号線のPont de Sèvres 駅に行きます。そこから171番のバスに乗り、終点のChâteau de Versailles駅で下車します。
電車と比べると時間がかかりますが、ヴェルサイユ宮殿の真ん前に停車するのでとても便利です。
乗車時間:約40分 ≫路線図はこちら
料金:2,15€
ヴェルサイユ宮殿の口コミや評判
ヴェルサイユ宮殿は人気の観光スポットだけあって、たくさんの口コミやレビューが集まっています。
ここではその一部を紹介しますので、観光の参考にしてくださいね。
宮殿も素晴らしいが、庭園の優雅な美しさに感動した。時間があれば、全部を歩きたかったが、限られた時間でも、庭の手入れの完璧さに心を奪われた。
Googleレビュー
宮殿内の観光から手入れの行き届いた庭園まで、一度は観ておきたい場所です。
そしてオンラインで事前にチケット購入オススメします。庭園の更に奥地までは車で入れます。
ここでのピクニックは何処よりも贅沢な時間になりました。
Googleレビュー
フランス革命の歴史を知る上で重要な施設です。
フランスに来た時は必ず見た方がいいです
Googleレビュー
寒い時の訪問でしたが世界遺産という事もあって、宮殿内の長廊下や応接間等凄い迫力もあり、歴史を感じさせてもらいました。また庭園も広く美しいです。まるで中世時代にタイムスリップしたような感じです。世界史が好きな方にオススメです。
Googleレビュー
午後パリから日本人ガイド付きのバスで行きました。団体優先入場でしたがそれでも少し待ちました。全てがキラキラしていてとても豪華。広くて個人ではとても回りきれないと思いました。この日は中にいる間少し雨が降り時間も無かったのでお庭は歩きませんでしたがとても広くビックリしました。
Tripadvisor
ヴェルサイユ宮殿の観光は現地オプショナルツアーがおすすめです!
なんといっても便利なのがツアーの良いところ。パリ市内発着ツアーの場合はアクセスの不安もなく、日本語ガイドさん同行だと詳しい解説も聞けるのでより観光が楽しくなります。
他の観光地とセットになったものや、半日観光などツアーの種類はいろいろ。見学時間が思っているより短い場合もあるので、プラン内容はしっかり確認してから申込みましょう。
ヴェルサイユ宮殿内のカフェ、レストランetc.
ヴェルサイユ宮殿にあるカフェやレストラン、その他のショップについて解説します。
敷地内には飲食店が複数あり、朝食や軽食、ランチ、デザートやワインなど、メニューもさまざまなのでシーンや気分でお店を選べます。
オール
ヴェルサイユ宮殿内のデュフール棟(Pavillon Dufour)にあるのがアラン・デュカス(Alain Ducasse)のレストラン「オール」です。明るくカジュアル×モダンな雰囲気の店内で、席によっては宮殿を眺めながら過ごすことができます。
「朝食+宮殿入場券」のセットメニューもあり、これを利用すると行列に並ぶことなくレストランから直接宮殿にアクセスできます。
【紹介コード:CSECBB】
オール(マップ①)
Ore-Ducasse Au Château de Versailles
営業時間:9:00〜17:30、月曜定休
電話番号:01 30 84 12 96
≫公式サイトはこちら
≫メニューはこちら
アンジェリーナ
ヴェルサイユ宮殿の南翼棟側1階にあるアンジェリーナは、レストランとティールームで構成されています。
朝食メニューにはじまり、サンドイッチやキッシュ、オムレツなどの軽食も揃っているので、散策前の腹ごしらえにもぴったり。アンジェリーナ自慢のコース料理もあるので、優雅な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アンジェリーナ(マップ②)
Angelina Pavillon d’Orléans
営業時間:10:00〜17:00、月曜定休
電話番号:01 39 20 08 32
≫公式サイトはこちら
≫メニューはこちら
アンジェリーナ プチ・トリアノン店
マリーアントワネットが好んで過ごした離宮のプチ・トリアノンに、アンジェリーナがあります。庭園散策の休憩に、スイーツをお供にゆっくり過ごしてみましょう。
パリの店舗ではモンブランが有名ですが、こちらではショコラショーが看板メニュー。フランスならではのコクのある風味がたまりません。
アンジェリーナ プチ・トリアノン店(マップ③)
Angelina Domaine Trianon
営業時間:12:00〜18:00(日曜は10:30〜)、月曜定休
電話番号:01 39 20 91 67
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ラ・プティット・ヴニーズ
ラ・プティット・ヴニーズは、伝統的なレシピのイタリアンが味わえるトラットリアです。アポロン通りと大運河の間に位置しています。
暖かな色調でコーディネートされた空間はとってもモダンな雰囲気。パスタをはじめ、魚や肉を使ったメニュー、そしてアフォガードなど、洗練されたベニス料理を堪能できます。
ラ・プティット・ヴニーズ(マップ④)
La Petite Venise
営業時間:11:45〜18:00、定休日なし
電話番号:01 39 53 25 69
≫参考サイトはこちら
≫メニューはこちら
ラ・フロティーユ
20世紀のフランスを感じられる内装が施されたブラッスリー・レストラン。庭園の大運河に面していて、屋内のテーブル席と屋外のテラス席、そしてバーもあります。
食事系は日替わりプレートやピザ、ハンバーガーなど、デザートにはパンケーキやワッフルなども楽しめます。
ラ・フロティーユ(マップ⑤)
La Flottille
営業時間:8:00〜19:00(11月〜3月は17:00まで)、定休日なし
電話番号:01 39 51 41 58
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ラ・ジランドール
庭園内にあるレストランで、テラス席で過ごすことができます。メニューはサンドイッチやオムレツ、クレープなど軽めのものが多く、価格も比較的リーズナブル。
テイクアウトも可能なので、ちょっと小腹が空いたときにも便利です。
ラ・ジランドール(マップ⑥)
La Girandole
営業時間:10:00〜17:00、月曜定休
電話番号:01 83 24 00 20
≫公式サイトはこちら
グラン・カフェ・ドルレアン
宮殿の南翼棟の地上階にあるカフェで、王侯の中庭ベルサイユ(la Cour des Princes)からも入店できます。
カウンターで注文と会計をするセルフ式のカフェテリアで、朝食にランチ、デザートなど、いつの時間帯でも最適なメニューを選べるのが嬉しいですね。
グラン・カフェ・ドルレアン(マップ⑦)
Grand Café d’Orléans
営業時間:9:30〜18:00(11月〜3月は10:00〜17:00)、月曜定休
電話番号:01 39 50 29 79
≫公式サイトはこちら
ベルサイユ宮殿内には他にも、お土産に最適なオリジナルグッズや関連書籍、ラデュレ(Ladurée)のマカロンを販売している店舗などもありますので、時間のある方はぜひ立ち寄っててみてくださいね。
≫ヴェルサイユ宮殿公式サイトのショップ一覧はこちら
ヴェルサイユ宮殿周辺のおすすめスポットと治安
宮殿周辺に広がるヴェルサイユの街は、歴史的な雰囲気と風情に満ちています。
パティスリーやブーランジェリー、レストランも多く、ウィンドーショッピングなども楽しめます。時間に余裕のある人はぜひ街歩きをして、ヴェルサイユの魅力を発見してみてくださいね。
ここではヴェルサイユ宮殿の観光と合わせて訪れたいスポットを2つ紹介します。
ヴェルサイユ・ノートルダム教会
このノートルダム教会は、ヴェルサイユ宮殿のやや北側に広がる街中にあります。ルイ14世の時代に王族と街の人のために建設され、王族の洗礼や冠婚葬祭などが執り行われてきました。
パリのノートルダム大聖堂と比べると質素でこじんまりとしていますが、厳かな雰囲気が漂っています。
ヴェルサイユ・ノートルダム教会
Eglise Notre-Dame
営業時間:8:30〜20:00、定休日なし
料金:無料
電話番号:01 30 97 69 70
所在地:2 Rue Baillet Reviron, 78000 Versailles, France 📍マップ
≫公式サイトはこちら
ノートルダム市場
イル・ド・フランス地域で最も美しい市場に選ばれているヴェルサイユのマルシェ。ルイ13世紀の時代に始まり、17世紀から今も変わらず同じ場所で続いています。
店舗数が多く、日替わりでの出店もあります。ヴェルサイユを訪れた際は、地元の人からも慕われているマルシェをぜひ体験してみてくださいね。
ノートルダム市場
Marché Notre Dame Versailles
営業時間:常設マルシェ … 火〜土曜は7:00〜19:00、日曜は7:00〜14:00/マルシェ・ノートルダム … 火、金、日曜 7:00〜14:00
電話番号:01 39 24 88 88
所在地:Place du Marché Notre Dame, 78000 Versailles, France 📍マップ
≫公式サイトはこちら
ヴェルサイユ宮殿周辺の治安
有名な観光地「ヴェルサイユ宮殿」のあるヴェルサイユの街は、パリと比較すると街自体ものどかなこともあり、不安を感じるほど治安は悪くありません。
ただし宮殿付近の混雑エリアや入場料のかからない公園界隈は、スリなどの犯罪に遭う可能性もあるので十分に注意して観光するようにしましょう。
またパリからヴェルサイユに向かう電車RERは治安が悪いことで有名ですので、乗車する際は気をつけて利用してください。
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病気や怪我、盗難などに遭遇した場合、あると心強いのが海外旅行保険です。義務ではありませんが、もしもの事態に備えての加入が推奨されています。
クレジットカードに保険が付帯しているものもあるので「わざわざ旅行のために保険の手続きは面倒だな…」という人は、エポスカード(VISAブランドで入会金・年会費無料!)の申込みをおすすめします。
詳しくは「【海外旅行最強クレカ!】エポスカードがフランス観光におすすめな理由」の記事をご覧ください。