パリ旅行の予定が決まったら、次に考えるのは荷物など準備についてではないでしょうか。
荷造りは得意ですか?正直、私は毎回パッキングが面倒だなぁと思っています(笑)。ですが、持ち物や準備事項をリスト化することで、効率よくできるようになりました。
この記事では、初めての海外旅行で何を準備したらいいかわからない人、フランス旅行に必要なものが知りたい人、スムーズに旅支度したい人のために、準備のポイントや荷物リスト、空港でのスムーズな流れなども解説しています。
しっかり準備を整えて、安心して楽しい旅に出発できるよう、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
当ブログは、パリが大好きなRiéが運営しています。
パリ留学やフランスを含む多くの海外渡航経験をもとに、フランス旅行を楽しむためのヒントをお届けします。皆さんの旅の参考や、人生がさらに楽しくなるきっかけになれば嬉しいです!
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【保存版】パリ旅行の持ち物チェックリスト
パリ旅行に必要なものを「手荷物」と「預け入れ荷物」に分けて、カテゴリーごとにリストを作りました。私自身が使っている荷物リストをより分かりやすくまとめたものなので、あなたの旅行にも役立ててもらえたら嬉しいです。
チェックリストは「手荷物」と「預け入れ荷物」、カテゴリー別に私なりに分類していますが、季節やご自身の状況に合わせて自由にカスタマイズしてください。
このページでは、実際にチェックを付けながら荷物の準備ができます。ページを保存して活用してくださいね!
【手荷物】チェック用リスト
パスポート
ETIASの許可証(2025年半ば以降)
航空券やツアー日程表
宿泊先の予約確認書
各種予約確認書(オプショナルツアーなど)
現金
クレジットカード
海外旅行保険の控え
スマホ
現地用SIMカードまたは海外用wi-fiルーター(eSIMの場合は不要)
変換プラグ、コンセント、変圧器
充電ケーブル
モバイルバッテリー ※預け入れ不可
目薬
マスク
歯磨きセット
メガネ
防寒着
スリッパ
ガイドブック
筆記具
タバコ、ライター、携帯灰皿 ※ライターは預け入れ不可
手荷物として液体物を持ち込む場合は、下記の3点を守ってください。
- 100ml以下の容器に入れる
- 容量1リットル以下の透明のジッパー付プラスチックバッグに入れる
(プラスチックバッグのサイズは縦20㎝以下×横20㎝以下) - 1人につき1袋のみ
≫関西国際空港|液体物持込制限品
※関西国際空港以外でも国際線における液体物持ち込みルールは同じです。
【預け入れ荷物】チェック用リスト
ティッシュ、除菌シート
ハンドタオル
スキンケア品
メイク道具
スタイリング品
バスグッズ
薬、サプリメント
生理用品
洋服
下着類
ナイトウェア
靴
帽子
サングラス
折りたたみ傘
エコバッグ
ビニール袋、ジッパー付プラスチックバッグ
カイロ
カッサ
続いての項目では、各アイテムの詳細や注意事項について解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
パリ旅行の持ち物について
荷物の準備をするときは、パリの気候や文化、アクティビティや滞在期間などを考慮しながら、必要なものと不要なものを見極めることが重要です。
ここでは旅行に持っていくものをカテゴリーごとにまとめ、それぞれのアイテムについての注意点などを解説しています。
空港や現地に到着してから慌てることのないよう、しっかりと確認しながら準備を進めましょう。
貴重品類
- パスポート
- ETIASの申請(2025年半ば以降)
- 航空券(eチケット)、ツアー日程表
- 宿泊先の予約確認書
- 各種予約確認書(オプショナルツアーなど)
- 海外旅行保険の控え
- 現金
- クレジットカード
パスポート
パスポートは世界共通の身分証です。これがないと日本の出入国も外国の出入国もできません。
パスポートは申請から受領まで8〜14日ほどかかります。旅行の予定に間に合うよう、余裕をもって申請手続きをしましょう。
すでにパスポートを持っている人も、必ず有効期限を確認してください。もし入国に必要な残存期間を満たしていない場合は、パスポートの更新が必要です。フランス入国の場合、フランス滞在日数+3ヶ月以上の残存期間があれば大丈夫です。
フランスでは原則として身分証の携行が義務付けられているので、常にパスポート原本を持っておく必要があります。
万が一パスポートを紛失してしまった場合に備えて、コピーも必ず用意しておきましょう。
ETIASの申請(2025年半ば以降)
2023年12月現在、90日以内の観光および商用目的の滞在の場合、ビザは必要ありません。90日を超える滞在をする場合は、それぞれの状況に応じたビザなどを申請する必要があります。
2025年春以降は、ETIAS(European Travel Information and Authorization System)という電子旅行許可システムへの申請が必要になります。
オンラインで申請が可能で、所定の手続きと料金の支払いをして、申請が承認されれば電子許可が発行されます。アメリカのESTA(Electronic System for Travel Authorization)、カナダのeTA(Electronic Travel Authorization)みたいなかんじですね。
ETIASが導入されるとヨーロッパへの旅行が効率的になり、安全性が向上すると期待されています。
航空券(eチケット)、ツアー日程表
多くの航空会社がeチケットを導入しています。搭乗時にスマホやタブレットに表示したQRコードを使用することも珍しくありません。
念のためeチケットをプリントアウトして控えを作っておきましょう。デバイスのバッテリーが切れたり、場所や状況によってはインターネットに接続できなかったりする可能性もあります。そんなときでも、紙に出力したeチケットがあればスムーズに対応できます。
宿泊先やオプショナルツアーなど、各種予約確認書
予約サイトや旅行会社によっては、電子バウチャーを導入しています。航空券(eチケット)と同様に、できれば印刷して持って行きましょう。
現金
あらかじめユーロでの現金も用意しておきましょう。現地で使いやすいのは5ユーロ札、10ユーロ札、20ユーロ札。50ユーロ以上のお札は場所によっては「お釣りがない」などの理由で使えないことがあります。
現金をどのくらい持っていくかって、悩みますよね。どこで何をするかにもよりますが、私は「1万円×滞在日数」を目安にしています。プラス「予備としての数万円」とか。あなたの旅程に合わせて予算を設定してみてくださいね。
日本円からユーロへの両替は、日本国内で済ませておくのが有利と言われています。空港は両替レートが高めなことが多いので、街の銀行や金券ショップなどを利用すると良いでしょう。
クレジットカード
フランスはカード社会です。「VISA」もしくは「MasterCard」であれば、スーパーでもレストランでもどこでも問題なく使えます。「JCB」も使えるところがあるようですが、私は見かけたことがありません…
クレジットカードを持っていれば、多額の現金を持ち歩く必要がないので安全です。手持ちの現金が足りなくなった場合でも、海外キャッシングを利用してATMで現金を引き出すこともできます。
盗難や紛失に遭ったり、カードが読み取れなかったりする場合に備えて、クレジットカードはできれば3枚以上持っていくことをおすすめします。
数あるクレジットカードの中でもフランス旅行におすすめしたいのが「エポスカード」です。特徴などを詳しく知りたい方は「【海外旅行最強クレカ!】エポスカードがフランス観光におすすめな理由」を読んでみてくださいね。
海外旅行保険の控え
義務ではありませんが、万が一のトラブルに備えて、海外旅行保険へ加入することを強くおすすめします。
保険への加入方法は、保険会社や旅行会社で申込みと保険料の支払いをするだけです。ネット申込みもできるので、ご自身にあったプランを探してみてくださいね。
しかしクレジットカード付帯の海外旅行保険があれば、いちいち申込みをする必要がないのでとても楽ちんです。便利なサービスはぜひ活用しましょう!
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電子機器類
- スマホ
- 現地用SIMカード、eSIM、海外用wi-fiルーター
- 変換プラグ、コンセント
- 充電ケーブル
- モバイルバッテリー
スマホ
写真を撮ったり地図を調べたりと、スマホは手放せませんよね。
持ち歩きの際は、十分すぎるくらい周りに注意しましょう。なぜなら転売目的などで盗難に遭いやすいから。手に持ったままや洋服のポケットに入れたまま、カフェやレストランでもテーブルにスマホを出したままでいると危険です。
パスポートや現金と同様に貴重品として取り扱いましょう。
現地用SIMカード、海外用レンタルポケットwi-fi、eSIM
SIMフリーのスマホを持っている人は、フランスのSIMカードが使えます。フランスに到着してから空港などのショップで購入してもいいですし、出発前にAmazonなどのネットショップで入手することもできます。
事前購入していると飛行機内でSIMカードの差し替えができるので、到着後すぐにインターネットを使うことができますよ。
買うときはギガ数や滞在日数を参考に、自分に合ったSIMカードを選んでみてくださいね。
スマホの機種によっては、eSIMの利用が可能です。eSIMの場合はカード自体を出し入れする手間がなく、SIMカードをはずしている間に紛失してしまう恐れもないので、最近は主流の通信手段になっています。
eSIMはアプリをインストールしたら、プランを選んで購入します。日本出発前に設定作業をしておけば、現地到着後すぐにインターネットが使えます。
スマホがSIMフリーではない人や簡単にwi-fiを使いたい人は、海外用wi-fiレンタルがおすすめです。SIMカードより割高ではありますが、通信は早くて安定しています。友だちとシェアできるので、レンタル代を割り勘にすればお得で便利に使えます。
現地でのインターネット利用方法については「海外インターネットの利用方法|フランス向けeSIMやWi-Fiルーターなど」の記事を読んでみてくださいね。
コンセントの変換プラグ、変圧器
フランスのコンセントは「C型」と「SE型」です。日本のコンセントは「A型」のため、そのままではフランスで使えません。日本から電化製品を持っていく場合は「C型」または「SE型」の変換プラグを用意しましょう。変換プラグは家電量販店や100円ショップなどで手軽に購入できます。(変換プラグのみでは変圧の対応不可)
また、フランスの電圧は220V/50Hzですが、日本の電圧は100V/50〜60Hzです。日本の電化製品をフランスで使用するには変圧器が必要となります。
ですが最近のスマホやPCなどの充電器は、もともとグローバル仕様になっているものがほとんどです。その場合、変圧器は不要。念の為、お持ちの電化製品がグローバル仕様(「INPUT:100〜240V」と記載されている)かどうか、確認するようにしましょう。
変換プラグや変圧器が必要な人は、下のようなものをどちらか持っていると便利ですよ!
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを持参する場合は、航空会社のルールを守る必要があります。
通常モバイルバッテリーにはリチウム電池が使用されているので、必ず手荷物に入れてください。(預け入れ不可)
機内持ち込みできる容量は160Wh以下です。市販のモバイルバッテリーであれば、容量面は問題ないでしょう。1人2個まで持ち込み可能なようですが、ルールが異なることもあるため、詳しくは航空会社のWebサイトなどで確認しましょう。
コスメ&衛生用品類
- 目薬
- マスク
- ティッシュ、除菌シート
- ハンドタオル
- スキンケア品
- メイク道具
- スタイリング品
- バスグッズ
- 歯磨きセット
- 薬、サプリメント
- 生理用品
目薬、マスク
飛行機の中の空気は乾燥しています。そのため乾燥対策グッズとして、目薬やマスクの持参をおすすめします。特に寝るときにマスクを着けると、喉を傷めにくいので良いですよ。
ティッシュ、除菌シート
レストランやカフェに入っても、日本のようにおしぼりが出てくることはありません。バケットなど手で取って食べるものもあるので、気になる人は除菌シートを持参をしましょう。
バスグッズ、歯磨きセット
宿泊先のホテルなどで用意されている場合、持参する必要はありません。アメニティがあるかどうかは、宿泊先のWebサイトや旅行会社を通して確認することができます。
使い慣れたものが良いという人は、自身で準備しておきましょう。
薬、サプリメント
フランスでも購入可能ですが、成分などの記載がフランス語で読めなかったり、お店の人に相談したりするのは難しいですよね。
念のため頭痛薬、胃薬、整腸剤などは自身で用意しておくと良いでしょう。
生理用品
生理用ナプキンはフランスのスーパーや薬局でも購入できますが、日本製品の方が品質は良いです。種類もあまり豊富ではないので、日本から持参した方が良いでしょう。
フランス女性はタンポンを使うことが多いと言われているので、タンポン派の人は現地調達でも良さそうです。
衣類
- 洋服
- ナイトウェア
- 防寒着
- 下着、くつ下、タイツ
- 靴
- 帽子
- メガネ、サングラス
洋服
●春/秋
1日の気温差が10℃以上と激しいこともあるので、半袖を着る場合でもカーディガンを羽織ったり、アウターはトレンチコートやジャケットなどの調整しやすい服装が良いでしょう。
ストールや手袋といった小物を持っていると、急な冷え込みにも対応できます。
●夏
日によっては気温が30℃を超えることもありますが、日本よりはカラッとしているので過ごしやすいでしょう。
基本的には日本の夏と同じような服装で大丈夫です。しかし朝晩は冷えを感じることもあるので、カーディガンやパーカーなどの防寒着、ストールを用意しておきましょう。
●冬
10月以降は最低気温が5℃以下になる日もあり、冬用のコートやマフラーなどが必要になってきます。真冬の最低気温は零下になることもあるので、ダウンや手袋、帽子などで防寒対策はしっかりとしましょう。
ただし建物の中に入ると暖房が効いているので、コートの下は着脱の調整ができる服装にしておくと良いでしょう。
ナイトウェア
宿泊先のホテルなどで用意されている場合、持参する必要はありません。ナイトウェアがあるかどうかは、宿泊先のWebサイトや旅行会社を通して確認することができます。
着慣れたものが良いという人は、自身で準備しておきましょう。
防寒着
日なたは暑いのに、日陰に入ると寒い。パリではそういったことがよくあります。美術館など施設内の空調が寒い場合もあるので、防寒着やストールを1枚持っていると便利です。
靴
観光ではパリ市内をたくさん移動するので、歩きやすく疲れにくいスニーカーやペタンコ靴がベストです。
高級レストランなどに行く予定のある人は、服装に合わせたおしゃれな靴も用意しておきましょう。
日用品類
- 折りたたみ傘
- エコバッグ
- ビニール袋、チャック付ポリ袋
- スリッパ
- カイロ
- タバコ、ライター、携帯灰皿
- カッサ
エコバッグ
フランスでスーパーに行くときは、買い物用バッグを持参するのが一般的です。よくレジ前でエコバッグが販売されていますが、日本のようなレジ袋があるかどうかは店舗によって違います。
スーパーに行く予定がなくても、どこかで素敵なお土産に出会うかもしれないので、エコバッグを持ち歩くことをおすすめします。
ビニール袋、ジッパー付プラスチックバッグ
着用済みの洋服を入れたり、汚したくないものをカバーしたりと、ビニール袋は便利なアイテムです。ゴミ入れなどに使うことも考えて、複数枚持って行きましょう。
液体の機内持ち込みに対応しているジッパー付プラスチックバッグは、破れたり、チャックが壊れたりしたときのために、予備があると安心です。
スリッパ
宿泊先のホテルなどで用意されている場合、持参する必要はありません。スリッパがあるかどうかは、宿泊先のWebサイトや旅行会社を通して確認することができます。
飛行機の中でもスリッパに履き替えてくつろぎたいという人は、自身で準備しておきましょう。
カイロ
寒い季節に観光する人は、カイロがあると良いでしょう。パリの街は石畳の道も多く、しんしんと底冷えがしてきます。気温が零下になることや雪が降ることもあるので、観光時の防寒対策はしっかりしておきましょう。
タバコ、ライター、携帯灰皿
喫煙する人はタバコグッズを持って行くと思いますが、ライターには注意が必要です。
ライターは1人1個まで機内持ち込みが可能です。(預け入れ不可)(ターボライターやオイルライター(例:ZIPPO)、マッチなどは持ち込み自体不可)
フランスの場合、電子タバコの個人の持ち込みは問題ありません。電子タバコも必ず手荷物に入れてください。(預け入れ不可)
カッサ
カッサはあると便利なアイテムです。長時間のフライトでは身体がむくんでしまいますし、観光で一日中歩いていると疲れも溜まります。そんなときにカッサがあると、ちょっとしたマッサージができるので気分もリフレッシュします。
その他旅グッズ
- ガイドブック
- 筆記具
ガイドブック
観光スポットや人気ショップの紹介だけでなく、出入国に関することや、ちょっとしたフランス語フレーズも載っているのでとても参考になります。
荷物を増やしたくない人は、スマホのメモ機能などをつかって必要な情報を整理するのも良いでしょう。電子書籍版を購入すれば何冊分でも荷物を増やすことなく持ち歩けますよ!
荷物をパッキングするときの4つのコツ
荷物のパッキングは得意ですか?
私はいつも「最小限」と「軽量化」を考えてパッキングしているので、荷物は少ない方だと思います。ほとんどの場合、スーツケースの半分で足りています。スーツケースに余裕があると、たくさんお土産を持って帰れますよ!
ここでは、私がパッキングするときに気をつけていることを4つ紹介します。
荷物のリスト化が大事
リストを作っておくと、旅行ごとにイチから荷物を考えなくていいので楽ちんです。忘れ物は減りますし、無駄な荷物が増える心配もありません。荷物をまとめる作業もスピーディーに行なえます。
このブログのチェック用リストを使って、効率的にパッキングしてくださいね!
カテゴリー別収納
どこに何を入れたか分からない…旅じたくあるあるですよね。
洋服はそのままスーツケースに入れてしまいますが、細々したものはカテゴリーごとにポーチに分けて収納すれば、荷物の把握をしやすくなります。
洋服は着回し第一
旅程と季節によって選ぶものは変わりますが、どのコーディネートにも合わせられるアイテムは旅行に最適です。何パターンできるかシュミレーションして、最高のメンバーを揃えましょう。
小物やアクセサリーを使うと、少ないアイテムでもいろんなバリエーションを楽しめます。
割れ物などは洋服が緩衝材
ガラス製の香水など割れやすい素材のものを持って行くときに、わざわざ緩衝材を用意する必要はありません。クッションの代わりに洋服で包めばOKです。そして周りを固定するイメージで他の荷物を詰め、なるべくスーツケースの中で動かないようにしましょう。
これからスーツケースを用意する人は「レンタル」という方法も!
レンタルスーツケースは非常に便利なサービスです。自宅にスーツケースを置くスペースを作りたくない人、購入する前にサイズ感や使い心地を知りたい人は、下のボタンから試してみてくださいね。
航空会社によって、預け入れ荷物(スーツケース)の重さやサイズ、数量の条件が異なります。詳しくは利用する航空会社のWebサイトなどで確認しましょう。
安全なパリ旅行のための防犯対策【5選】
残念ながら、パリはスリなどの軽犯罪が少なくありません。トラブルに巻き込まれると、楽しいはずの旅行が台無しになってしまいます。
「自分の身は自分で守る」ということを忘れず、しっかり対策しましょう。
ここでは、海外旅行のときに私がしている防犯対策を5つ紹介します。
大金を持ち歩かない
言わずもがなですが、フランスでなくても大金を持ち歩くのは危険です。もし紛失や盗難に遭ってしまったときのダメージは計り知れません…
現金の持ち歩きは必要最小限にして、支払いはクレジットカードをメインにすることをおすすめします。
クレジットカードを持っていない人やサブカードを考えている人は、海外旅行者に人気の高い「エポスカード」がおすすめです。海外旅行保険付帯の使いやすいVISAブランドなので、よかったら検討してみてくださいね。
ショルダーバックを使う
ショルダーバッグは、くるっと回すと自分の前にバッグを持ってこれます。常に自分の視界に入れておくことができるので、何よりの防犯対策になります。バッグは肩から斜めがけにしてしっかりと持ちましょう。口を閉めることも忘れずに徹底してくださいね。
さらに防犯対策を強化する方法として、スキミング防止のバッグを選ぶのも良いですよ。
財布を2つ以上に分ける
私は旅行のとき、持ち歩き用の財布と宿泊先に置いておく用の2つに分けて現金を管理しています。全財産を持ち歩いていると、もし紛失や盗難に遭ったときに困ってしまいます。
持ち歩き用の財布に入れる現金は、その日に使う分だけにしましょう!
ウォレットチェーンを使う
100円ショップなどで購入できるものでいいので、ウォレットチェーンを使うことをおすすめします。簡単には切れないタイプの物を選んでください。
財布とバッグがチェーンで繋がっていれば、盗難される可能性が低くなります。
財布の代わりにポーチを使う
どこで誰に狙われるか分からないので、財布っぽく見えないポーチなどを財布として使うのもひとつの防犯対策になります。現金を入れていても財布に見えなければ、盗難に遭う確率も下がるでしょう。
パリ旅行で活躍するアプリ【3選】
パリ旅行で準備が必要なのは、荷物だけではありません。現地で使えるスマホアプリをインストールして、必要なデータをダウンロードしておきましょう。
必ず役に立つアプリを3つ紹介します。
Google翻訳
Google翻訳は多くの言語に対応してる無料アプリです。フランス語にも対応しているので、観光スポットの説明を読んだり、レストランのメニューを理解したり、旅先のさまざまな場面で役立ちます。
自分の使いたい言語を選択してダウンロードしておけば、オフラインでも使えるのでとても便利です。フランスで利用する場合、フランス語と英語をダウンロードしておけば問題ないでしょう。
Google翻訳のダウンロードはこちら
GoogleMAP
Googleマップは世界中の地図情報を見ることができる無料のアプリです。道路、建物、観光名所などのリアルタイム情報が豊富なので、日本で利用している人も多いですよね。
レストランやホテル、病院などの地元施設の検索も簡単で、評価や口コミも参考にできるので、旅先でも大活躍すること間違いなしです。
事前にパリの地図データをダウンロードしておけば、インターネット接続がないオフラインの状況でも地図を使うことができます。
Googleマップのダウンロードはこちら
Uber
パリ市内を観光する場合、基本的に徒歩と地下鉄(メトロ)、バスだけで十分ですが、配車アプリも入れておくと良いでしょう。
Uberはパリ市内のさまざまな場所で利用可能です。アプリ上でクレジットカードや電子マネーを使って支払いが完結するので、料金をぼったくられる心配がありません。旅行者にも便利な交通手段です。
あらかじめ料金や待ち時間を確認し、利用可能な車を見つけられるので、夜の外出や帰国時のホテルから空港までの送迎などにも役立ちます。
Uberのダウンロードはこちら
配車アプリが使えない場合でも、ホテルのフロントに頼めばタクシーを呼べます。空港送迎サービスを希望する人は、旅行会社などを通してあらかじめ予約することも可能です。必要に応じて上手にサービスを活用しましょう。
出入国の流れについて
空港での出国と入国をスムーズに進めるため、旅行の前に手続きの流れを把握しておきましょう。ここでは出入国の流れだけでなく、持ち込み可能な免税範囲などの重要なポイントについても解説します。
日本出国からフランス入国、フランス出国から日本帰国までの手続きについて、順に見ていきましょう。
日本からフランスへ
[日本出国5ステップ]
01 | 搭乗手続き(チェックイン)
搭乗する航空会社のカウンターでパスポートや航空券を提示し、預け入れ荷物の手続きを行います。
荷物のタグに記載されている自分の名前と行き先が間違っていないか、必ず確認しましょう。
↓
02 | 保安検査
手荷物はすべてX線の機械を通してチェックを受けます。液体物は持ち込み制限があるので気をつけてください。
自分自身はボディチェックゲートを通過します。なにかあれば声をかけられるので、係員の指示に従ってください。
↓
03 | 税関申告
申告するものがある場合は、税関申告書を記入して税関窓口で手続きをします。申告品は提示を求められるので、手荷物に入れておいてください。
承認印が押された書類は日本帰国時にも必要なため、大切に保管しておいてください。
↓
04 | 出国審査
パスポートと搭乗券を審査官に提示するのが一般的でしたが、最近では機械でパスポートのスキャンと顔認証をして審査するゲートが主流になっています。
機械の場合パスポートに出国印は押されませんが、係の人にお願いすると押してもらえます。
↓
05 | 搭乗
搭乗券に記載されているゲート番号を確認したら、搭乗時間までにゲートに到着するようにしましょう。搭乗までは免税店でのショッピングなどを自由に楽しんでください。
時間がきたら、係員の案内に従って搭乗します。
[フランス入国4ステップ]
01 | 入国審査
入国審査は「Immigration」と書かれたカウンターに並びます。EU諸国のパスポートを持っている人と、それ以外(Autres Passeports)で窓口が分かれているので、EU以外の列に並んでください。
パスポートと航空券を見せれば入国審査は終了です。まれに滞在日数などを質問されることもあるようですが、私は一度も聞かれたことがありません。
↓
02 | 預け入れ荷物の受け取り
預け入れ荷物はフライトごとに出てくるので、自分の搭乗便名が書いてあるターンテーブルに取りに行きます。
↓
03 | 税関検査
免税範囲で申告するものがなければ、検査はありません。申告する必要がある人は専用のブースへ行きましょう。
フランス入国時の免税の範囲 | |
酒類 | アルコール分22%以上1リットルまたは22%未満2リットル、ブドウ酒4リットル、ビール16リットルなど |
たばこ | 紙巻たばこ200本(葉巻なら50本)など |
香水 | 香水50g、オーデコロン250cc |
その他の物品 | 総額430€まで |
※17歳未満の酒、たばこの持ち込みは禁止
≫Your Europe | VAT and excise duties when entering the EU from a non-EU country
↓
04 | 出口
すべての手続きが終わり、フランス入国完了です。
フランスから日本へ
[フランス出国4ステップ]
01 | 搭乗手続き(チェックイン)
搭乗する航空会社のカウンターでパスポートや航空券を提示し、預け入れ荷物の手続きを行います。
荷物のタグに記載されている自分の名前と行き先が間違っていないか、必ず確認しましょう。
免税手続きのある人は、搭乗手続きの前に済ませておくことをおすすめします。
↓
02 | 出国審査
パスポートと搭乗券を審査官に提示します。
↓
03 | 保安検査
手荷物はすべてX線の機械を通してチェックを受けます。日本と同様に液体物は持ち込み制限があるので気をつけてください。
自分自身はボディチェックゲートを通過します。なにかあれば声をかけられるので、係員の指示に従ってください。
↓
04 | 搭乗
搭乗券に記載されているゲート番号を確認したら、搭乗時間までにゲートに到着するようにしましょう。搭乗までは余ったユーロでショッピングなどを楽しみましょう。ゲートが変更されることもあるので、アナウンスには注意しておいてください。
時間がきたら、係員の案内に従って搭乗します。
フランスからの持ち出しが禁止されているもの
- 肉類、肉加工品
- 野菜、果物、植物、球根など
- 象牙、毛皮など(ワシントン条約に基づいて規制されているもの)
- 銃、麻薬、わいせつ物、偽ブランド品など
[日本帰国5ステップ]
01 | 検疫
機内で検疫質問票が配られた場合は記入して、検疫の係員に渡します。また体調に異変を感じた場合は、質問票がなくても自ら申告してください。
↓
02 | 入国審査
日本のパスポート所持者は「日本人」のゲートに並びます。
パスポートと搭乗券を審査官に提示するのが一般的でしたが、最近は機械でパスポートのスキャンと顔認証をして審査できるゲートが主流になっています。
↓
03 | 預け入れ荷物の受け取り
預け入れ荷物はフライトごとに出てくるので、自分の搭乗便名が書いてあるターンテーブルに取りに行きます。
↓
04 | 税関検査
必要事項を紙の申告書に記入し、パスポートと一緒に検査官に渡します。検査官から出発地や滞在日数などの質問をされるので、それぞれ回答しましょう。
またVisit Japan Webのサービスを使えば、帰国前にWeb申告が可能です。
必要な情報を登録するとQRコードが発行されます。Visit Japan WebのQRコードとパスポートを専用の機械でスキャンし、顔認証が終われば手続き完了です。
日本帰国時の免税の範囲 | |
酒類 | 1本760ml程度のもの3本 |
たばこ | 紙巻たばこ200本(葉巻なら50本)など |
香水 | 2オンス(約56ml) オーデコロン、オードトワレは除外 |
同一品目 | 同一品目の合計が1万円以下のもの(1箱1000円のチョコレートなら9箱まで) |
その他 | 海外市価の合計が20万円以内のもの |
↓
05 | 出口
すべての手続きが終わり、日本帰国完了です。
【海外旅行保険に加入を!】
病気や怪我、盗難などに遭遇した場合、あると心強いのが海外旅行保険です。義務ではありませんが、もしもの事態に備えての加入が推奨されています。
クレジットカードに保険が付帯しているものもあるので「わざわざ旅行のために保険の手続きは面倒だな…」という人は、エポスカード(VISAブランドで入会金・年会費無料!)の申込みをおすすめします。
詳しくは「【海外旅行最強クレカ!】エポスカードがフランス観光におすすめな理由」の記事をご覧ください。